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変わった国の訪問記も.
これで2夜連続の鮨.
だいたいこんなところ. なんと11貫中4貫は北海道産であった.ネタの質はまずまずだったが,逆に,築地でこのレベルなら,北海道に来る観光客の多くが“北海道で鮨“というのがわかるような気がしてきた.回りくどくなったが,このすし店のCP悪いとか,良心的でないということではなく,
”築地のネタは地元北海道よりもいいものなんじゃないか?”
っていう先入観があったものだから,こんな感想になった.やっぱり地元で,しっかりネタを仕入れている店に行けば,かなりいいものが食べられる環境にあるのかぁ~とほくそ笑んでしまった.
まだ先月の大阪歩き話の続き,大阪から東京界隈に移動して旅はまだ続く.東京初日,ひさしぶりに新橋の“たかの“でお腹に寿司を仕込む.早めの入店だったが先客が3人,人が絶えないようで安心安心.いつものとおり,肴にはしっかりした仕事がされていて,箸がどんどん進む.あんまり食べると,肝心の寿司まで届かないので,ほどほどに.少し前にススキノの温味で食べた塩ウニの話をすると,さっそく試作してくれた.塩ウニといっても,あのネバネバこってりのではなく,ほとんど生・刺身状態なのだが,わずかに塩で絞めてあるのだ.ほかにも仕事してあるのかもしれないが,ウニの味が強く引き立つ.ま,使うウニの種類・状態にも適否があるはずだが.
久しぶりの京都出張.
地下鉄松ヶ崎駅を出て少し歩いた住宅街の一角にある.“気をつけないと見つからないよ”,とのアドバイスがあったので,Googleのストリート・ビューでしっかりチェックして行った.カウンター10席くらいの店内,中には30代中~後半と思しき店主.その後ろにはワイングラスがびっしり入ったガラスケースが天井近くまで.ワインセラーは,店に入ったすぐ右手にあるらしい.
まずは,刺身を見繕ってもらった.鯛,サヨリ,赤身,赤貝,カンパチ,だったかな.特に鯛がよかったな.もう少しつまみを所望すると(土地の人は“アテ“と言っていたが,こっちは使い慣れないので,”つまみ”といって頼んだ),煮ガキ,シャコ,あと忘れた,が出た.この中では何と言っても煮ガキ,プリプリで“ほんとに煮てあるの?”と思う食感,かつダシと滋味がしっかり染み込んでいる.旨し.広口ビンにたくさん漬け込んである.産地は厚岸.大振りの厚岸ものの中では,中の小くらいの大きさだが,丁度よい.焼き物は,あれ?,何だったっけ...で,そのあとに出た海老芋のから揚げも,味といい,薄い衣の食感といい,また佳かった.
で仕上げの鮨は,5カン位見繕ってもらった.はらりと口中でほどける握り具合がいい感じ.シャリの味はあまり主張しないが,ネタと良くバランスしていると思う.ワインとも良く合う,おいしおま.
でここまでに,生ビール×1,その後グラスワイン白を,1本弱,,,結局飲んじまった.グラスワインって言ったのに,新しいのを開けて,店主自分できちんとテイストして出してくれた.“いやー,あまったらあとで自分で飲んじゃいますから~“,とのこと.銘柄は忘れたけど,いいもので,これまた旨し.って,ご店主,自分の飲みたいの出しちゃってるな.
十分楽しむことができた.次の京都出張でまた行こうっと.ただし,そのためには同行者を振り切って単独行動する理由を考えなくちゃ.
すし善といっても私が本店にいけるわけではなく,大丸店で,何度も彼の鮨を楽しんだ.
T氏の前の大丸店の店長は,切れが良くていつも楽しみにしていたので,T氏に移ったときはどうかな?と思ったものだが,どうして,おいしい鮨を握ってくれたので,繰り返し通ったのであった.
汐留店にも一度顔を出したが,品揃えが北海道ものを売りにしている感じで,せっかく上京した道産子としては,やっぱり江戸前ものが食べたく,それっきりとなった.銀座の店には行ってみたかったが,財布がたまらないだろうと敬遠.東京では,烏森神社界隈で食べていた.