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変わった国の訪問記も.
K精肉店(ありゃ,タイトルに書いてしまった).肉が食べたくなるとここに行く.間口が一間程度の小さな肉屋さんである.きっぷのよいお父さんと,小さな母さんの二人でやっている.ガラスケースにも肉はあるが,“ここにあるのは売らないよ.こっちの方がうまいんだから,,”と,下の方だったり,少し離れたところにある倉庫からだったり,隠れたところから父さん自慢の肉が出てくる.決して安くないのだが,いいものを出してくれるのである.よく買うのは,ラム,地鶏1羽ごと,など.これまでで最大の感動は薄くスライスした牛のハツ,つぶしたて.あれは旨かった.多めにもらって家で子供に食べさせたが,大好評.ただしBSE騒ぎの最中だったので,生では少しだけ,あとはサッと炙って食べた.
“ちょっと手をだしてみな!”と言われたらしめたもの,逸品が店先で味見できるのである.あ,この前買った特製ベーコンも旨かった.塩は控えめで甘みがあり,噛んでいると肉の味が舌にじわっと沁みこむ.店内には表面がなんともいえない飴色の照りが出ているサラミが,高いところから下がっている.どれもうん年物の様子.父さんの“こいつはうまいよ!“の声.実は,K精肉店に初めて入ったときに買ったのはこれなのだ.しばらくぶりに(以降買っていないので味が思い出せない)試そうかと思っている.
父さんも母さんも結構のお年になるようである.いつまでも元気でやっていて欲しいものだ.でも,かなり白髪の増えたアッシに向かっていつも,,,”お兄さん!”はないでしょ?,子供扱いだぁ.ちなみに場所は,札幌の二条市場の北向かいあたり.東2丁目あたりかな.並びに別の肉やさんがあるが,そっちに入ったことはない.
人間魚雷乗りだった川端さん.
終戦後,復員して関西の大学を出たあと,報道キャメラマンとなって熱帯地をまわったそうだが,ついにPNGはウェワクに住まいを得,ニューウェワクホテルを始めた.当地で奥さんと出会い,娘さんももうけた.当地でもしばしば撮影の依頼があるそうで,結構ハードな仕事をされているらしい.
川端さんと,ホテルの食堂にて
ウェワク岬は小高い丘になっていて,その先端近くにニューウェワクホテルは建っている.ホテルの北裏は急斜面になって,足下には家が少しあってそのすぐ先は海である.客室は2階建の建物2棟に別れて,結構たくさんある.木造でもうずいぶんくたびれているがご愛嬌.エアコンがへたっている部屋があるけど,これもご愛嬌. あっ!そうだ,食堂に“水木しげる”の書いた大きな絵がある.川端さんのために書かれたものである.貴重だし,立派なものなので,たまにポート・モレスビーに貸し出されることもある.
客室棟 母屋と客室棟の間
山本音響回路で製作した45シングルは普段,居間のTVセットのDVDレコーダーとWE755Aを45リットルの密閉箱に入れたものをつないである.音楽もののDVDや番組を見るときと,映画をごが~ん!!と鳴らしながら見たいときに使っている.なので普段の生活では,登場機会はあまり多くはない.たまには使わなくちゃと,今日は安物ポータブルCDをつないで,仕事をしながらのBGMにしてみた.Altec 405Aで味をしめていたので,2匹目のドジョウねらいである.ドジョウはいました.こまった.メインのシステムとどれほど違うの??たぶん違うはずなんだけど,この心地よさに“くらっ”ときている.これまで,755Aはうまく鳴っていない感じがいつもしていて,エンクロージャをいずれなんとかしよう,,,とか,,,アンプを多極管のppにしようとか,思案していたのだが.で,“くら“のワケを考えてみた.
その1:メインシステムに入っていたAHのCDプレーヤ・ニューチューブ君を貸し出したら,もう6ヶ月になるんだけど,まだ帰ってこない.かわりに借りているセコハンCDプレーヤ(メインシステムに入ってる)がイケナイんだ,,,(と自分を納得させている). メインの質がイマイチってこと.
その2:ポータブルCDプレーヤがいいのは,バスブースト補正?Altec405Aはそれが効いている気がするのだが,755Aはちょっと違いそう.そういえばこのプレーヤ,常時CDが回っているんじゃなくて,ある程度メモリーにバッファすると回転がとまる.いつも回っていないってのがいいのかも.ってことは回ってるときは,音質落ちてるかも.
その3:755Aのバランスの良さが生きた,,,偶然にあちこちパズルがはまったのかも.
メインシステムなんとかしなくちゃ.
プリアンプSV722は普段,増幅部の球にTelefunkenのECC83,カソードフォロワには松下の12AX7Tを使っている.以前,といっても3ヶ月くらい前, SV722の増幅部の球を,松下の12AX7Tに全部代えてみたことがある.確かに音質が変わり,all松下では,どうも深みがないという感じがした.あるいは,Telefunken ECC83のほうが余韻があって音楽がより楽しめると感じた.しかし,そのときは短時間だったので,松下も十分にエージングしたら(ECC83はused品を購入したもの)変わるのではと思い,ここ10日間ほど,全部松下球で毎日2時間以上使ってみた.だが,どうもうまくない.ECC83の音が懐かしい.やはりもとのECC83の状態(といってもカソホロには松下)にもどすと,あの余韻がもどった.
上杉氏は緩急王国・もとい管球王国の記事で,松下のX7Tの優秀性を述べているし,この結果は拙宅のシステム構成においてはこうだった,と言う風に解釈している....などと某”球”雑誌を眺めながら考えているとき,ふと思いついた(ちなみにそのときの記事が,氏家氏のフィールド・フルレンジ・ユニットだった).ウチのSPシステムは軽い負荷をかけた後面開放となっている.軽くローブーストすると面白いんじゃ?
スリナム現地ドライバーのS君に釣りのことを聞くと,これまでに滞在していた日本人のなかの釣り好きさんには,ジャングルに入ってやるクイクイ釣りが大好評という.よく聞くと,どうやら釣りよりも,そのあとのdishが目当てらしい.地元の人もこれを食べるのが大好きで,市場でも売っているそう.釣り場は,ちょっと田舎に行ったクリークなどにもいるらしいのだが,日本人や本当に好きな人は3~4時間かけてニッケリの方のジャングルにまで遠征するとのこと.で,最初のスリナム訪問時には,“クイクイないか~,クイクイないか~”と聞きまくった.(最近の出張は世知辛くて,土日も作業日にしないとノルマが間に合わない.釣りなんて無理だ~).
Live Kwikwi
昨夜,何気なくTVを見ていたら,世界の市場をめぐるドキュメンタリーで,パプア・ニュー・ギニアの水上部落の放送があった.わわわ,とーさんはここに行ってきたのだ,でもう少しでまた行くのだ!,と家人に宣言しながら見入ってしまった.これはちがう,えーい,きれいごとばかり写しやがって,,,と文句ばかり言うものだから,最後は一人でぶつぶつ言いながら見る羽目になった.だって違うんだもん.
やってたのは,首都ポート・モレスビーにあるコキ(うろ覚え)のあたりの水上部落.昨年以来PNGを2回訪問しているけど,ポート・モレスビーではホテルから出してもらえなかった.出たいとも思わなかった.カージャック頻発地点だの,ロコも襲われるだので,お上からあそこは行っちゃだめ,ホテルの外を歩いちゃだめ,と指示を受けての緊張生活だった.で,仲間内でたまに口にしたのが“魔都,魔界”.ま,某田舎サイトでは結構勝手にやってたけど.
北の漁師はこんな風,大変なんだぁ
漁師の子だくさん.舟で某島に寄ったときの様子
生活は大変だけど,顔は明るかった.
よかった.
映像に映すと綺麗なんだけど,実際はずいぶん汚くて,一般的な日本人ならオエッてなったり,とても足を踏み入れたくないなと思うようなところもある....綺麗に写っていた,日本の援助でできたマーケットだってそうである.ポート・モレスビーのマーケットを視察したときは,現地スタッフがついて,日本人は全員じゃなくて3人くらいだけで中に入ったんだい.レポーターの若いレディーのような娘が入っていったら,その後の安全は絶望的だろう.ま,TV取材だと,何でも歓迎されてしまう風潮もあるんで,仕事ですって様子で中に入ってくるのとは違う風に受け止められていたのだろうけど.それに,コキは他よりのんびりしていたような気が,,, .
さてさてこのあとは,川端さんのことやら,魚のことやら,書いていきましょ.忘れないうちに,記録しておかなくては.
イギリス南西部コーンウォール地方の港町をいくつか訪問してきた.ロンドンのパディントン駅からFast Great Western鉄道の特急に乗って5時間程度.南側の海岸沿いに港町が点在する.訪れたのはLand Endのちょっと手前のNewlyn&Penzance,そこから3時間くらいロンドン方面にもどったPaighton&Brixham.
パディントン駅のパディントン Brixhamの綺麗な街並み
港のうしろは,どの街も古い石造りの建物が連なって独特の雰囲気がある.カミさんが“アーサー王と円卓の騎士かぁ,いいなぁ×連発”だったが,こっちはさっぱり素養がなくて???.とにかく港町なんだから,イギリスとはいえ,そこそこうまいSeafoodを,と思っていた.その前に訪問したアイルランドが今ひとつで,ここは一発盛り返そうとの魂胆.
◆Monk fish
坊さんfishってつまり”アンコウ”のこと.なんだけど,エゲレス人は船上で肉のある尻尾の部分のみ切り取って,あとは海にポイ!でこの肉は,白身肉として揚げたりソテーしたりシチューにしたりして食べる.パブとシーフードレストランが一緒になってるDolphinってとこで,モンクとコッドの入ったシチュー風煮込み料理を食べたけど,素材の良さを完全に消し去る見事な料理.まずくは無いけど,もうちょっと勉強してほしいなー.
アンコウの尻尾 フランス人ならアン肝だって少しは食べる
約2週間のアイルランド,イギリス,フランス,ベルギーを廻る出張から帰ったところ.海外に行くたびに何がしかの発見や驚きを期待するのだが,そんな目で周りを見ていると,かならずひとつやふたつは話のネタに出会う.今回もいろいろあったけど,初めはパリから.ブルターニュ方面からブラッセルに移動する途中,パリNord駅のすぐ向かいのカフェで軽食をとったときのこと.風邪気味だったAさんに,Bさんが日本語メニューを見ながら,『ここに“風邪は飲む”って書いてあるよ,ビール飲まなきゃ』とおっしゃる.見ると確かに”風邪は飲む“.もとはどうなの?と思って英語メニューを見ると,”Cold Drinks”,,,爆.いやー,フランス人はやるな~なんて話しているとCさんが“生ぬるいリンゴのタルト!”を発見.以下,次々と楽しいメニューが,,,
- オムレツを完了しなさい
- トーストそしてパン切れ
- 生ぬるいアップルパイ
- どん欲なパンケーキ
- 砂糖とちりめん状にしなさい
- 揚げられていたポテト
- 焼かれた臀部ステーキ
ここまでくると,このメニュー,ずっとこのままでいてほしい.日本人の定番カフェになるかも.