01 | 2025/02 | 03 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | ||||||
2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 |
23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 |
変わった国の訪問記も.
シンガポールまでがこの機体
人間魚雷乗りだった川端さん.
終戦後,復員して関西の大学を出たあと,報道キャメラマンとなって熱帯地をまわったそうだが,ついにPNGはウェワクに住まいを得,ニューウェワクホテルを始めた.当地で奥さんと出会い,娘さんももうけた.当地でもしばしば撮影の依頼があるそうで,結構ハードな仕事をされているらしい.
川端さんと,ホテルの食堂にて
ウェワク岬は小高い丘になっていて,その先端近くにニューウェワクホテルは建っている.ホテルの北裏は急斜面になって,足下には家が少しあってそのすぐ先は海である.客室は2階建の建物2棟に別れて,結構たくさんある.木造でもうずいぶんくたびれているがご愛嬌.エアコンがへたっている部屋があるけど,これもご愛嬌. あっ!そうだ,食堂に“水木しげる”の書いた大きな絵がある.川端さんのために書かれたものである.貴重だし,立派なものなので,たまにポート・モレスビーに貸し出されることもある.
客室棟 母屋と客室棟の間
昨夜,何気なくTVを見ていたら,世界の市場をめぐるドキュメンタリーで,パプア・ニュー・ギニアの水上部落の放送があった.わわわ,とーさんはここに行ってきたのだ,でもう少しでまた行くのだ!,と家人に宣言しながら見入ってしまった.これはちがう,えーい,きれいごとばかり写しやがって,,,と文句ばかり言うものだから,最後は一人でぶつぶつ言いながら見る羽目になった.だって違うんだもん.
やってたのは,首都ポート・モレスビーにあるコキ(うろ覚え)のあたりの水上部落.昨年以来PNGを2回訪問しているけど,ポート・モレスビーではホテルから出してもらえなかった.出たいとも思わなかった.カージャック頻発地点だの,ロコも襲われるだので,お上からあそこは行っちゃだめ,ホテルの外を歩いちゃだめ,と指示を受けての緊張生活だった.で,仲間内でたまに口にしたのが“魔都,魔界”.ま,某田舎サイトでは結構勝手にやってたけど.
北の漁師はこんな風,大変なんだぁ
漁師の子だくさん.舟で某島に寄ったときの様子
生活は大変だけど,顔は明るかった.
よかった.
映像に映すと綺麗なんだけど,実際はずいぶん汚くて,一般的な日本人ならオエッてなったり,とても足を踏み入れたくないなと思うようなところもある....綺麗に写っていた,日本の援助でできたマーケットだってそうである.ポート・モレスビーのマーケットを視察したときは,現地スタッフがついて,日本人は全員じゃなくて3人くらいだけで中に入ったんだい.レポーターの若いレディーのような娘が入っていったら,その後の安全は絶望的だろう.ま,TV取材だと,何でも歓迎されてしまう風潮もあるんで,仕事ですって様子で中に入ってくるのとは違う風に受け止められていたのだろうけど.それに,コキは他よりのんびりしていたような気が,,, .
さてさてこのあとは,川端さんのことやら,魚のことやら,書いていきましょ.忘れないうちに,記録しておかなくては.
イギリス南西部コーンウォール地方の港町をいくつか訪問してきた.ロンドンのパディントン駅からFast Great Western鉄道の特急に乗って5時間程度.南側の海岸沿いに港町が点在する.訪れたのはLand Endのちょっと手前のNewlyn&Penzance,そこから3時間くらいロンドン方面にもどったPaighton&Brixham.
パディントン駅のパディントン Brixhamの綺麗な街並み
港のうしろは,どの街も古い石造りの建物が連なって独特の雰囲気がある.カミさんが“アーサー王と円卓の騎士かぁ,いいなぁ×連発”だったが,こっちはさっぱり素養がなくて???.とにかく港町なんだから,イギリスとはいえ,そこそこうまいSeafoodを,と思っていた.その前に訪問したアイルランドが今ひとつで,ここは一発盛り返そうとの魂胆.
◆Monk fish
坊さんfishってつまり”アンコウ”のこと.なんだけど,エゲレス人は船上で肉のある尻尾の部分のみ切り取って,あとは海にポイ!でこの肉は,白身肉として揚げたりソテーしたりシチューにしたりして食べる.パブとシーフードレストランが一緒になってるDolphinってとこで,モンクとコッドの入ったシチュー風煮込み料理を食べたけど,素材の良さを完全に消し去る見事な料理.まずくは無いけど,もうちょっと勉強してほしいなー.
アンコウの尻尾 フランス人ならアン肝だって少しは食べる
約2週間のアイルランド,イギリス,フランス,ベルギーを廻る出張から帰ったところ.海外に行くたびに何がしかの発見や驚きを期待するのだが,そんな目で周りを見ていると,かならずひとつやふたつは話のネタに出会う.今回もいろいろあったけど,初めはパリから.ブルターニュ方面からブラッセルに移動する途中,パリNord駅のすぐ向かいのカフェで軽食をとったときのこと.風邪気味だったAさんに,Bさんが日本語メニューを見ながら,『ここに“風邪は飲む”って書いてあるよ,ビール飲まなきゃ』とおっしゃる.見ると確かに”風邪は飲む“.もとはどうなの?と思って英語メニューを見ると,”Cold Drinks”,,,爆.いやー,フランス人はやるな~なんて話しているとCさんが“生ぬるいリンゴのタルト!”を発見.以下,次々と楽しいメニューが,,,
- オムレツを完了しなさい
- トーストそしてパン切れ
- 生ぬるいアップルパイ
- どん欲なパンケーキ
- 砂糖とちりめん状にしなさい
- 揚げられていたポテト
- 焼かれた臀部ステーキ
ここまでくると,このメニュー,ずっとこのままでいてほしい.日本人の定番カフェになるかも.