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変わった国の訪問記も.
最近,休日にはアナログレコードを聴くことが多い.そんなときよくやるのが,アーティスト名かアルバムタイトルのアルファベット順に片面だけかけていく,アルファベットがけ.昨日は次のような塩梅.
Arthur Garfunkel,Angel Clare:JJ Caleがギターやってたんだぁ.天使の歌声ってやつですな.
Beach Boys,Surfin’ Safari:“B”はいろいろあるのだが,中でもFavoriteのThe Bandはあんまりたくさん聴きすぎて,最近はかえってかける機会が少ない.昔は聴いていなかったBeach Boys.モノラル盤が面白くなってきて,そのころの時代のアーティストってあたりから手元に増え始めた.
Crosby, Stills, Nash, and Young,Déjà vu:なんというか,爽やか系から始まった流れでこれ.しかしニールヤングだけは汚いね.
Doors,Waiting for the Sun:学生時代,Morrison Hotelだけ持っていて随分聴いた.あれは結構popで聴きやすい.ここらでchoiceに毒が入りだした.
Elton John,Captain Fantastic and Brown Dirt Cowboy:中学生時代にラジオを通して聴いていただけなのだが,余裕ができたこの年になって少し手に入れたもの.最近入手したLPはこのパターンが多い.ただこいつは盤質がイマイチでチリチリがひどかった.2曲で次へ.
“F”は少なくて, Fred Neil が目に入ったけど,気が乗らなくてやめ.
で,Greatful Dead,:もごもごサウンドはLynyrdのトリプルリードにも共通するような,などと妙な考えが浮かぶ.聴くたびになんとも深い,,,と思う.巷では大麻事件が後を絶たないが,当時のこの連中はラリラリでやっていたのだろうか.そのおかげでこんなサウンドができたとも思えないのだが.(ちなみに私はドラッグには断固反対である.タバコも)
Cheap Thrills
◆大学生になってバイトでお金を得て買った国内廉価盤.
◆社会人になって音楽なんて全く聴けない環境が10年以上続いた後,オーディオ遊びができるようになって,しかもインターネットが使えるようになってからebayで買ったUSオリジナルかも盤.
◆そのあと勢いで同じくUSから仕入れた近年再発重量盤.
3枚出してきて,聴いてみた.思い出の国内廉価盤,結構質がよくて,3枚のなかではバランス重視の感じ.30年くらい昔のブツだけど大丈夫.近年再発重量版はオーディオ的な快感,一番最初に手が出るのはこれだろう.USオリジナルっぽい盤はチリチリノイズがあって,傷みがあるけど,ガツンとくるところがある.
こんな評価なら,聞かないで予見だけでできそうである,が,そうなった.ま,3枚もあるから,これ以上買わなくても死ぬまでアナログでジャニスが聴けるだろう.
とまあ,なんとか3枚のレコードを聴き比べてみたけど,結局聴き入ってしまったのと,瞬時に切り替えたわけではなく,前の盤再生の記憶と比較しての作業なので,途中で比較はつまらなくなった.で,まんま聴き通すことに.最後に聴き通したのは国内廉価盤となった.こいつから聴きつぶそうということ.
お金のかかった装置でないと満足できないおバカな感性しか持っていないのか,昔より金をかけたわりに,たいしたことの無い再生しかできていないのか,,,,答えはみっつあるような気がしている.
その1:とことん金をかけて,最上級のブツで聴けば,いいんじゃない?
その2:全部売っぱらって,ハードオフかどっかでCDラジカセを買う.
その3:まだいろいろ遊びたいので,財布と心の許す範囲で,マイペース道楽を続ける.
けど,いつまでたっても,あのころの・・・なんて考えてる.
残念ながら煩悩つきなく,“その3“だろーな.
明らか.
今日のofficeはがっくり気のめいることばかりであった.仕事の帰り,気持ちを少しでも晴らそうと,家の近所にある中古レコード店“楽音舎”に寄って来た.今日はお金が少ししか無いので,買うとしても特価品だけのつもり.店主との会話にほっとしながら手にしたのが2枚.Oscar Petersonの“The Trio“,日本グラモフォンMV-1032,ジャケットペラペラ,500円.97年発売のCDを持っているが,アナログを聞いてみたくなったので.
もうひとつは”Preservation Hall Jazz Band, New Orleans, vol.11“.95年に初めてアメリカ本土を踏んだ時のこと(出張で),訪問地はニューオリンズ,ボストン,ニューヨーク.ニューオリンズでは毎夜フレンチクォーターに繰り出して,ライブ・バーなどを渡り歩いた.かねてから開高 健の釣りエッセイを愛読していて,そこで読んだPreservation Hallを思い出して,行ってみた.何の因果かホール最前列で,座布団もといクッションを尻の下に敷いて,かぶりつきで観て来た,おっと聴いてきた.ほんとに”Saints 5$“だったかな?,の張り紙もあった.いやー,楽しかった,というか,Jazzと一緒になんか生き様を見てきた,って感じ.390円.そういえば,ジャズを聞き出したのはそのあとから,あのジーサン達もきっかけだったかもしれない.
Vancouverネタの3つめ.昨日は金曜,唯一,1日free(勝手)にした日.川の状態が悪くてFly Fishingに行けないので,ダウンタウン歩きにした.前半は,こちらに来ている友人と水族館に行き,昼にラーメンとギョウザを食べて,午後便で帰国する彼と別れた.
後半は,レコード屋を目的に街歩きした.で偶然見つけたのが“Classic Records”.でもここは名前の通り,クラシック専門であった.店内は広々としていて,整然と多数のCDが並べられている.LPはそのラックの足元に並べられているが,積極的に売ろうという感じはない.静かな店内に,ゆったりとクラシックがかけられていて,その音がなんとも緩やかで,でもしっかり焦点も合っている感じ.柱の高いところに据えてあるSPは,KEFの平板ウーハーが使われた3ウェイだったか4ウェイ.再生装置を見ておけばよかったと(今は)思っているが,その時は早々に退散した.Dunsmur st.の北向き側で,Richards st.あたりだったと思う.
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