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変わった国の訪問記も.
肉は水洗いして水気をふき取り、ライム1/2を絞りかけてまぶしておく。Bumbuソースは、ニンニク2片、生姜同程度、トマト3個、カシューナッツ5~6片(Candlenutsの代わり)、唐辛子4本位(今回は青唐辛子しか入手できなかったが、これでもOKだった)、赤いのがほしかったので鷹の爪3~4本、塩1.5tsp、胡椒1tsp、ターメリック1tsp、レモングラス少々、それとクローブ、シナモン、カルダモンなど適当(少々)、玉ねぎ1/2個位、サラダ油2tspをミキサーにいれてペースト状にする。このソースを厚鍋(今回はアルミ製のダッチオーブン使用)にいれて炒める。フツフツ煮たって、イイ感じに香りが出てきたところで(10分後位)、ライムをまぶした肉を洗って水けをふいて投入、あとは適当に魚醤や醤油などを隠し味にちと加え、30分程弱火で煮る。その後、ココナツミルク200mlを加えてさらに10分程煮る。
一説では、焼いて食べる時はココナツミルクは入れず、残りの汁に入れてソースとする向きもあるようだが、今回は投入。
毎日通うオフィスに近い,ホテル・ボロブドゥールのGrand Floorにあるインドネシア・レストランは,何でもオックステール料理で評判だと聴いた.でランチで訪れたときに試してみた.メニューを一見するとオックステールものは3種位あったので,その一番安いのを試した.スープとナシゴレンに唐辛子付きで80,000RP弱.ナシゴレンも酸味の利いたスープ(トマト,ネギ,鶏肉少々など)もピリ辛で,心地よい(ただしナシゴレンは,食べているうちに飽きる).オックステールは味付け(煮込んであるみたい?)してグリルされていて,まずまずの味,ただし輪切り2切れしか入っていない(可食部はほんのわずか).これに野菜サラダの付け合わせ.
スリナム現地ドライバーのS君に釣りのことを聞くと,これまでに滞在していた日本人のなかの釣り好きさんには,ジャングルに入ってやるクイクイ釣りが大好評という.よく聞くと,どうやら釣りよりも,そのあとのdishが目当てらしい.地元の人もこれを食べるのが大好きで,市場でも売っているそう.釣り場は,ちょっと田舎に行ったクリークなどにもいるらしいのだが,日本人や本当に好きな人は3~4時間かけてニッケリの方のジャングルにまで遠征するとのこと.で,最初のスリナム訪問時には,“クイクイないか~,クイクイないか~”と聞きまくった.(最近の出張は世知辛くて,土日も作業日にしないとノルマが間に合わない.釣りなんて無理だ~).
Live Kwikwi
2006年と2007年の冬(日本の標準では春)までに都合3回,南米のスリナム国に行ってきた.これでついに南米大陸にも上陸である.スリナムは南米大陸の北岸で,東がガイアナ,西はフランス領ギアナにはさまれ,南はアマゾン真っ只中,ブラジルと国境を接する.人口は45万人,首都はパラマリボ,面積は日本の約半分.
17世紀ごろ,USのニューヨークは昔オランダ人の入植地で“ニューアムステルダム”と呼ばれていたらしい(代わりに,パラマリボのスリナム川対岸にニューアムステルダム地区がある).で,17世紀にオランダがスリナムの地の領有権をイギリスと争った結果,オランダはニューアムステルダムをイギリスに渡す替わりに,南米のスリナムを手に入れたそうである.独立は1975年で,それまではオランダの植民地・自治領(1954~)であった.独立後,幾度かクーデターがあったらしいが,今は落ちついている,,,と思う.
この国の人種構成が面白い.植民地時代にアフリカから奴隷としてつれてこられたアフリカ系黒人,奴隷制廃止後に同じくオランダの植民地だったインドネシアからやってきた労働者,インドからやってきた労働者,もちろんオランダ人(白人の),世界中にいる中国人,先住民族である南米人(としか思いつかなかった.インディオっぽい人はあまり見なかったし,,)など,かなり特徴的で,多様である.宗教も,ヒンズー,イスラム,ローマ・カトリック,プロテスタント,まだまだたくさんである.
ヒンズー系 27% |
先住民系 4% |
クレオール系 18% |
中国系 2% |
マルーン系 15% |
白人 1% |
ジャワ系 15% |
日本人 10人くらい |
公用語はオランダ語,人種に合わせてヒンドゥーやジャワも.このほか地元語でタキタキってのがある.“こんにちは”は“ふぁあか!”,カタカナよりこっちのほうが近い感じ.パラマリボでは英語も広く通じる.
スリナムに行くには,アムステルダムからの直行便,北米からトリニダード・トバゴ経由でパラマリボまでの航空便などがある.首都のパラマリボには世界遺産指定された歴史的な町並みの景観地区がある.これと内陸アマゾンのジャングルが観光の目玉.
雰囲気だね.
VancouverはGranville Islandの根元,1st Aveのつきあたりにポツンとある小屋.大賑わいのパブリック・マーケットから少しはずれた船着場の端にできている人だかりがフィッシュ・アンド・チップス屋のGo Fish.3人で,Cod*2&Chips,Halibut*2,Salmon&Chipsを注文.出てきたのがこれ.秋田の曲げワッパもどきにフレンチフライてんこ盛り.Cod フライの大きさもアングリ.各ワッパに小さなカップに入ったコールスロー,タルタルソース,ケチャップなどがつく.ま,チップスの話はどうでもいいとして,魚の味は・・・
Codは淡白のsquare,味がしない,,,けど,こんなもんでしょ.それに比べるとHalibutは本来の味が感じられ,こちらの勝ち.Salmonはさすが本場でお奨め,であった.ここで味がどうのと小うるさいことは言わないで,雰囲気を楽しめば良いでしょ.
かのケン・カイコー大兄によると,当地あたりのHalibut釣り(Game)では,大きなのが掛かると船べりで銃でズドンとやって大人しくしてから船にあげるとか.でないと大きな尾にたたかれて大変な目に遭うから.ってアラスカだったかな.北海道でも昔は畳並みのやつが捕れたと聞く.子供の頃はヒラメなんて雲の上,鮨・刺身の白身はこいつだった(北海道ではオヒョウと呼ぶ).
こいつ,実はどっちかというとカレイの仲間だったはず.目の付いているのも右(間違い御免).Codは身の大きさからして,マダラのたぐいか.鮮度のいい奴なら,Walleye Pollock(スケトウダラ)をフライにすると美味いんだよなー,こっちも捕れるはずだけど,卵は日本向け,身は全部飼料加工にでもなってるのか,はたまたすっかり資源が減ってしまってるので,あまりとれないのか.などなど思い浮かべながらも,晴天の下の船着場で食べると,開放的で楽しい.ちょっとここの空気は臭いけど,すぐに気にならなくなる.
チップスはって,全部食べられるわけないでしょ.