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AudioとFishingと旅,つれづれ
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 どうしても会社のPCに残してきたデータを使ってレポートを作らなくてはならず,日曜のオフィスにクロスバイクで向かった帰り(前置きが長い),ふと片岡に寄ってみた.寄ると言う事は,片岡的には,片岡的な買い物によって片岡的な肉を購入し,夜はDADが自ら調理したお肉を家族でいただく,ということになる.しかも,いつも片岡に行く時には財布の中が怪しいという状況,今日は財布の中に5千円札一枚.上限2,500円で帰ってこれるか.今日は何を求めるか,などなど,片岡に向かう道は,頭の中で多くのシミュレーションと戦略をたてながら,となる.で,程なく到着.
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 “おっ,今日はどうするっ?“と父さん.母さんも,”あら~,どうするの,お兄ちゃん?“・・・(だから,もう50過ぎだって,絶句.)
“今日はね,もう寒いから外で焼くのは来年にして,中で煮込もうと思うんだ.今日は...”(お金あんまりないから,安いのね,と言おうする前に)
“おぉ,いいのがあるよ.白老牛でね,生でもいけるくらいだよ.ポトフがいいよ.あんまり煮込まないでね,肉の味がしっかり出てね,こいつはいいぞ.スープをたくさん取ってな,とっておくんだ.また次も使えるし,またいいスープがたっぷり取れるからね.”
そこに,たたみかけるように母さんも,“1時間も煮込めば十分だよ,味はね,塩でね,スパイスは好みで少しで十分よ.”
“ほいっ,どのくらいやる?”
“う~ん,500で・・・”
“なに~?,だめだよ.そんなんじゃ足りないって.ほれっ,”と秤に乗ったのは850グラム.“う~ん,美味そうな肉だけど,高くない?”
“大丈夫,安くしてあげるから.ほれっ,見てご覧.こっちに安いのもあるんだけど,値段は半分だけどね,味が全然違うからね.これは,あんまり進められないんだよ.こっちの肉でスープを取っとけばね,そのスープを使って煮込めばバッチリだけどね.”と父さん.
“ほかのお客さんでもね,そのいい方から採ったスープでね,こっちを食べてるよ.そうするとね,味がほんとにまろやかでね,最高だよ,お兄ちゃん.”・・・(だから50すぎだって)
“ほれっ,ちょっとおまけだ.”と父さん,単価をちょちょっと秤に入力,,,おっ,4700円と少し.“あれ~,全財産5千円しなかいよ~,”と泣きをいれて,さらに少しまけて貰って店を出た.実に片岡的に買い物をした,,,変に納得というか,満足と言うか,このパターン,もう変わりそうにない.
 で肉は,美味しくいただいたのは言うまでもない.まろやかスープもたっぷり手に入れた.
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バスク地方は山岳地帯とばかり思っていたら,海もあるそうで,当然のこととして“バスク料理にもおいしいシーフードがありますよ“ときいた.答えてくれたのは浜松町はMeson El Vasco のマダム.どっから見てもスペイン人,しゃべる言葉もスペイン語,っと日本語も通じる.この日の夜は洋食と思い,浜松町のN’GUYENに行くと,本日予約で満席,ならば以前から気になっていたスペイン料理を探検と決め込んだ.店の外に出ている黒板にある本日のお奨めでマッセルがあったのも動機のひとつ.

さっそくマッセルのマリネと白ワインのデカンタを注文,マッセルの酒蒸がないのが残念だが,常時4~5種のマッセル料理があるらしい.マリネになってもまだ肉厚,大振りのマッセルが出てきた.大満足ではないが,一応合格.グリルしたものの方が良かったかもしれない.

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で,マッセルを食べながらメインを選ぶ.と,鯛のバスク風ってのがある.写真を見ているうちに,モーリタニアでポルトガル人の某社スタッフが作ってくれた黒鯛のポルトガル風フライを思い出し,これに決定.店内担当のマダムが厨房に入ってスペイン語でオーダーを伝える.しばらくして出てきたのは,大きな切り身二つ,オリーブオイルでソテーされていて,皮がこんがりパリッと仕上がっている.辛辛仕上げのポルトガル風とは違って,オリーブオイルの風味が主体の塩味,これもまた良し.切り身が大きいので,ほぼ満腹.



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07-07-08_oyster.jpgこのところ忙しくて,久々の更新になる.

07-07-08_mussel.jpg  2日前からカナダのバンクーバーに来ている.時差ボケが結構厳しくて,ちょっと苦労している.週末にフライフィッシングにいくつもりだったのだが,ガイドの話ではどの川も増水で泥にごり,湖も濁っていてtrout fishingは難しいとのこと.唯一ベイトでスタージョン(つまりチョウザメ)ならできるそうだが,気勢をそがれてしまい,saltwaterのサケ釣りを試そうかと考えている.



せっかく華々しくfishingネタを出したかったのだが,仕方ないので例によっての食べ歩き.初日の昼には,以前楽しんだJoe Fortes というOyster Barに友人と. カキはKumamotoEffinghamMalpequeの3種を一人2個ずつ.Kumamotoは丸くて小さいのがそう.それぞれ味が違い,楽しい.で次はマッセル.当然白ワインで流し込む.これでほぼ満腹となり,コーヒーを頼んで,合計125カナダドル.ここはいつも混んでいて,にぎやか.サービスも良いので気に入っている,といっても2回目だけど...

07-07-08_rahmen.jpg  昨日は,別の友人が当地居住中にお世話になっていたご婦人のお宅にお呼ばれ.息子さんの焼いたバーベキュー(かの地では当然ビーフ)をゴチ.きっちり焼き方まで聞いてくれる.肉食文化なんですなー.たのしい時間を過ごしてきた.写真がないのだけれど,自分が忘れないように,書き留めておく.

  街では,Chineseに負けず劣らずJapanese レストラン・食堂が目に入る.驚いたのは,日本式のラーメンを出しているらしい店が複数あること.たいていどこの国に行っても,日本式ラーメン系のスープヌードルはとんでもないものばかりで,笑わせてくれるのだが,どうやら本格ラーメンが世界に広まりだしたようである.滞在中に挑戦してみよう.

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