忍者ブログ
AudioとFishingと旅,つれづれ
[1]  [2
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

 インドネシアならどこでも、街角の屋台で夕方になると炭火の煙があがり、骨付きの鶏肉が焼かれる。昨日、家で作ってみたが、なかなかのものであった。まずは鶏肉、本来は若鶏丸ごとなのだが、手軽に手羽元特売100グラム55円、手羽先75円(なぜこっちの方が高いのか)、骨なし腿肉など、合わせて1kg程度を準備した。これをBumbuソースとやらにつけて煮込み、最後に炭火でグリルするというもの。で、その手順。
肉は水洗いして水気をふき取り、ライム1/2を絞りかけてまぶしておく。Bumbuソースは、ニンニク2片、生姜同程度、トマト3個、カシューナッツ5~6片(Candlenutsの代わり)、唐辛子4本位(今回は青唐辛子しか入手できなかったが、これでもOKだった)、赤いのがほしかったので鷹の爪3~4本、塩1.5tsp、胡椒1tsp、ターメリック1tsp、レモングラス少々、それとクローブ、シナモン、カルダモンなど適当(少々)、玉ねぎ1/2個位、サラダ油2tspをミキサーにいれてペースト状にする。このソースを厚鍋(今回はアルミ製のダッチオーブン使用)にいれて炒める。フツフツ煮たって、イイ感じに香りが出てきたところで(10分後位)、ライムをまぶした肉を洗って水けをふいて投入、あとは適当に魚醤や醤油などを隠し味にちと加え、30分程弱火で煮る。その後、ココナツミルク200mlを加えてさらに10分程煮る。
一説では、焼いて食べる時はココナツミルクは入れず、残りの汁に入れてソースとする向きもあるようだが、今回は投入。

d042c357.jpeg 89606da5.jpeg
ae3d6e26.jpeg

 このままでもイケるのだが、肉を取り出して、炭火で軽く焼くいて雰囲気を出す。焼くことで肉が少し締まり、焦げ目が香ばしく薫る。肉はとても柔らかくなっているので、インドネシア式に手で食べても、簡単に身離れしてくれる。嬉しいことに、残ったソースは、ちょっと手を加えるとカレーになる。
 

拍手[1回]

PR
 まだまだインドネシア暮らしが続く.で,ちょっと首から上の話.
 ロンボク生活4泊5日,昼は大抵,ローカルの関係者かドライバーとともに彼らの推薦店でご当地食.なのだが,大体はIkan(魚)かAyam(鶏)のBakar(炭焼き)かGoreng(丸揚げ)に,Sayur(野菜の煮たののスープ風)などとNasi Puti(ご飯).味付けに多少のバリエーションがある(Hot,ノーマル,蜂蜜味,,,程度)が,パターンが限定されているので,4日もすると飽きてしまった.ホテルの朝食も,ナシゴレン,ご飯,鶏肉か魚のゴレン,Sato(スープ),卵(これは洋風にオムレツ,サニーサイドアップ,スクランブル),果物といった具合で現地食.も少し変化があったほうが・・・
 で今回はその中から首から上を集めてみた.勿論,皆右手でむしって食べる・・・た・・・のである.
 
P1000257.JPG
初日のAyam Bakar,きっとこの中にもあったはずなのだが,暗くて気が付かなかった.
 





P1000445.JPG
毅然と運命に立ち向かう.(ホテルにて)
この肉の硬さはどうだろう,漢な鶏だった.で顎が疲れてしまって,ご本尊まで噛み砕くには至らなかった.
 




P1000534.JPG
何想う.
Praya市Sakura通りのレストランSakura
首の肉がまた美味いのだが,なかなかこそぎきれなくて,時間切れ.鶏冠だけで勘弁してもらった.
 


f7b0ee28.jpeg
養魚地レストランにて.
ナマズも美味いのである.ただしHeadにはあまり食べるところがなさそうだったので・・・

拍手[0回]

 もう25年も前のことになる.結婚して最初の子が1歳を少し過ぎたころ,家族でサイパンに旅行に行ったときのこと.好奇心の強い義理の母が街中で,イガイガのとげの出た大型の果物を買ってきた.なんだか悪名高いドリアンのようであるが,シャシャップだと聴いて買ってきたもの.ホテルで切ってみると,果肉は繊維質で,“これ食べるの?“って代物なのだが果汁はたっぷりで,甘く,手も口のまわりも皿もそこら中ベチャベチャになる,なんとも不思議なものだと思った.以後,南に渡航した際に,似たようなものを見かけることはあったが,特段確認するでもなく今日まで至った.
 で過日,ブロックMのスーパー・マーケットで食品を買った際に,なにやら白っぽい果物ジュースに目が留まった.“soursop”とある.“ふ~ん,ちょっと試してみよう“って按配でなにげなく購入.宿で味見してみると,これが汗をかいて乾いた体に心地よい.さっき何気なくsoursopでググって見ると,熱帯果樹写真館さんのサイト(http://www.geocities.co.jp/nettaikaju/soursop.html)に,”トゲバンレイシ、ササップ、オランダドリアン“として出ていた.で,”ふ~ん,ササップ,トゲバンレイシ,,,,,,,おおっ,ササップ!とな“  ・・・なぜか25年前の記憶に回路がつながったというわけ.
 熱帯果樹写真館さんによると,『リンゴ、バナナ、パインアップルを混ぜた様な風味と香り・・・らしい』とある.それを書いた人はすごい,まったくその通りのフレーバーである.こいつの見てくれは,“阿吽“さんという方のサイト(http://photozou.jp/photo/show_blog/222630/30684837)で見ることが出来た.これこれ,これだった.
 こいつはイイ.
soursop.JPG

拍手[0回]

  ジャカルタ滞在中.
毎日通うオフィスに近い,ホテル・ボロブドゥールのGrand Floorにあるインドネシア・レストランは,何でもオックステール料理で評判だと聴いた.でランチで訪れたときに試してみた.メニューを一見するとオックステールものは3種位あったので,その一番安いのを試した.スープとナシゴレンに唐辛子付きで80,000RP弱.ナシゴレンも酸味の利いたスープ(トマト,ネギ,鶏肉少々など)もピリ辛で,心地よい(ただしナシゴレンは,食べているうちに飽きる).オックステールは味付け(煮込んであるみたい?)してグリルされていて,まずまずの味,ただし輪切り2切れしか入っていない(可食部はほんのわずか).これに野菜サラダの付け合わせ.
 おおっ!,ここで野菜ストリップにまぎれて埋設されている緑色紡錘型 高性能地雷を発見.調査すると,5個を発見し,安全に除去した.とまあ悪者みたいに書いたが,慣れてくるとこいつ(あの緑の小さな唐辛子)にまで手が出てしまう.たった4週程度のパラマリボ生活がそうだった.帰国直後に入ったインド・レストランでのランチ,辛さがまどろっこしくて,テーブルに出た唐辛子などを随分消費したことがある.今回もそうなるのであろうか・・・
  おっとこのレストランに,鶏のストリップや固ゆで卵の入ったスープ,,,インドネシア風Sotoとしてメニューに出ていた.そのうち試そう.
oxtail_nasigreng.JPG  migoreng.JPG
 左がオックステールのセット.ナシゴレンの向こうの野菜に危険が潜んでいたのである.写真を良く見ると表層に3個出ているのがわかる・・・はず.右は同行者のミーゴレン.同様の野菜サラダが添えられていたが,緑色紡錘型 高性能地雷は1個だけであった.



拍手[0回]

 ”その1”ってのは,たぶんまだまだ出てくると思うので.
 アヤムは鶏肉,バカールは焼くこと,で鶏のグリルというわけ.肉は若鶏で,ココナツ・ソース(ジュース等)で煮てから炭火で焼くらしく,柔らかくて食べやすい.煮込んだ下味に炭焼きフレーバーなどが重なって,おいしい.
 下は宿のそばにあるAYAM BAKAR専門店(人気店らしい)のもの.店と言っても日本風には木賃食堂ってところ(屋台以上,なんとか食堂の仲間入り).まあ,小奇麗な紙の上に乗っているので,道端の移動屋台店に比べると格段の清潔さ,椅子とテーブル,手拭のティッシュもあるし.で,手で食べる(右で).これで13,000RP(100円ちょっと).右上の甘辛ソースをまぶしつつ,肉やら米を食べる.肉はほどよく辛く,柔らかく,おいしい.ナシ(ごはん)は粘りが少なく,かといってパラパラでもなく,おかげで手で食べるのに苦はない. あ,念のため,野菜には手を出していない.昨日の昼に食べたのだが,お腹は今のところ(翌日午前)大丈夫である.
ayam_bakar.JPG

拍手[0回]

スリナム現地ドライバーのS君に釣りのことを聞くと,これまでに滞在していた日本人のなかの釣り好きさんには,ジャングルに入ってやるクイクイ釣りが大好評という.よく聞くと,どうやら釣りよりも,そのあとのdishが目当てらしい.地元の人もこれを食べるのが大好きで,市場でも売っているそう.釣り場は,ちょっと田舎に行ったクリークなどにもいるらしいのだが,日本人や本当に好きな人は3~4時間かけてニッケリの方のジャングルにまで遠征するとのこと.で,最初のスリナム訪問時には,“クイクイないか~,クイクイないか~”と聞きまくった.(最近の出張は世知辛くて,土日も作業日にしないとノルマが間に合わない.釣りなんて無理だ~).


Quiqui_live.JPG

        Live Kwikwi

拍手[0回]

2006年と2007年の冬(日本の標準では春)までに都合3回,南米のスリナム国に行ってきた.これでついに南米大陸にも上陸である.スリナムは南米大陸の北岸で,東がガイアナ,西はフランス領ギアナにはさまれ,南はアマゾン真っ只中,ブラジルと国境を接する.人口は45万人,首都はパラマリボ,面積は日本の約半分.

town_small.JPGP7140119_parbo.JPG


17
世紀ごろ,USのニューヨークは昔オランダ人の入植地で“ニューアムステルダム”と呼ばれていたらしい(代わりに,パラマリボのスリナム川対岸にニューアムステルダム地区がある).で,17世紀にオランダがスリナムの地の領有権をイギリスと争った結果,オランダはニューアムステルダムをイギリスに渡す替わりに,南米のスリナムを手に入れたそうである.独立は1975年で,それまではオランダの植民地・自治領(1954)であった.独立後,幾度かクーデターがあったらしいが,今は落ちついている,,,と思う.

 この国の人種構成が面白い.植民地時代にアフリカから奴隷としてつれてこられたアフリカ系黒人,奴隷制廃止後に同じくオランダの植民地だったインドネシアからやってきた労働者,インドからやってきた労働者,もちろんオランダ人(白人の),世界中にいる中国人,先住民族である南米人(としか思いつかなかった.インディオっぽい人はあまり見なかったし,,)など,かなり特徴的で,多様である.宗教も,ヒンズー,イスラム,ローマ・カトリック,プロテスタント,まだまだたくさんである.

 

ヒンズー系  27

先住民系  4

クレオール系 18

中国系   2

マルーン系  15

白人    1

ジャワ系   15

日本人 10人くらい

 

 公用語はオランダ語,人種に合わせてヒンドゥーやジャワも.このほか地元語でタキタキってのがある.“こんにちは”は“ふぁあか!”,カタカナよりこっちのほうが近い感じ.パラマリボでは英語も広く通じる.

 スリナムに行くには,アムステルダムからの直行便,北米からトリニダード・トバゴ経由でパラマリボまでの航空便などがある.首都のパラマリボには世界遺産指定された歴史的な町並みの景観地区がある.これと内陸アマゾンのジャングルが観光の目玉.

拍手[0回]

雰囲気だね.

 

VancouverはGranville Islandの根元,1st Aveのつきあたりにポツンとある小屋.大賑わいのパブリック・マーケットから少しはずれた船着場の端にできている人だかりがフィッシュ・アンド・チップス屋のGo Fish.3人で,Cod*2&ChipsHalibut*2Salmon&Chipsを注文.出てきたのがこれ.秋田の曲げワッパもどきにフレンチフライてんこ盛り.Cod フライの大きさもアングリ.各ワッパに小さなカップに入ったコールスロー,タルタルソース,ケチャップなどがつく.ま,チップスの話はどうでもいいとして,魚の味は・・・

P7091687_gofish.JPGP7091689_chips.JPGCodは淡白のsquare,味がしない,,,けど,こんなもんでしょ.それに比べるとHalibutは本来の味が感じられ,こちらの勝ち.Salmonはさすが本場でお奨め,であった.ここで味がどうのと小うるさいことは言わないで,雰囲気を楽しめば良いでしょ.

かのケン・カイコー大兄によると,当地あたりのHalibut釣り(Game)では,大きなのが掛かると船べりで銃でズドンとやって大人しくしてから船にあげるとか.でないと大きな尾にたたかれて大変な目に遭うから.ってアラスカだったかな.北海道でも昔は畳並みのやつが捕れたと聞く.子供の頃はヒラメなんて雲の上,鮨・刺身の白身はこいつだった(北海道ではオヒョウと呼ぶ).

こいつ,実はどっちかというとカレイの仲間だったはず.目の付いているのも右(間違い御免).Codは身の大きさからして,マダラのたぐいか.鮮度のいい奴なら,Walleye Pollock(スケトウダラ)をフライにすると美味いんだよなー,こっちも捕れるはずだけど,卵は日本向け,身は全部飼料加工にでもなってるのか,はたまたすっかり資源が減ってしまってるので,あまりとれないのか.などなど思い浮かべながらも,晴天の下の船着場で食べると,開放的で楽しい.ちょっとここの空気は臭いけど,すぐに気にならなくなる.

 

チップスはって,全部食べられるわけないでしょ.

拍手[0回]

Template by Crow's nest 忍者ブログ [PR]