忍者ブログ
AudioとFishingと旅,つれづれ
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

 17日のジャカルタ新聞から:パプア州ミミカ(あのニューギニア島の西半分はインドネシア,東半分がパプア・ニューギニアなのである)で,川の上下流間の部族の抗争を止めようとしていた警察官が,弓や石などで襲撃されて負傷したそうだ.ことの発端はどっちかの部族の青年がもう片方の集落を通過する際に襲撃され,矢によって,なんと20箇所もの負傷を負ったこと.でその報復のために発生した抗争での出来事とな.
 東側のパプア・ニューギニアでは,歴史的に部族間の軋轢は連綿と続いているらしく,未開の山間地だけでなく,都市部でも,そこに降りてきて住みついている部族同士で,今もたびたび抗争が起きている.あの大きな島ではあるが,一様に険しい山と密なジャングルに覆われていて,わずかに人々が散在して暮らしているため,どうやらその傾向が全土にあるらしいことは,容易に想像できる.パプア・ニューギニアの仕事を担当していた際,現地滞在中に,とある島でその抗争直前の状態になっているとの報道があった.現地の人からの話では,島中の男が,山刀か弓矢を腰に差して町を歩き回っているなどと聞いた.
 熱帯の島で,冷害・飢饉がなくてなんとか食べていけるから,あまり人は好戦的にならないのかと思ったが,事はそう簡単ではないらしい.
 

拍手[0回]

PR
 当地インドネシア,昔は,基本的にはトイレにトイレットペーパーはなくて,そのかわりに水桶が置いてあったらしい.勿論,事をいたしたあと,水桶の水を使い,左手で(必ず)あそこを洗っていたそうな.これ,わりと最近までそうだったらしい.
 で最近のトイレはというと,ウォシュレットではないが,どうやらそのためのシャワーがついているタイプがある.写真は,毎日通っている某省ビルのもの.結構勢い良くシャワーが出るみたい(中で誰かが使っている時の音を聴いた・・・)
12c158af.jpeg

拍手[0回]

 インドネシア語で書かれた文書を仕事で読まなくてはならないため,インドネシア語-英語or日本語の辞書を求めて,ブロックMに行ってみた.まずは東の端にある一番大きなデパートのようなところを覗く(Parasaya Grandeってのかな?).上階に本屋があって,英語のペーパーバックや雑誌なども置いているのだが,辞書はさっぱり.少し戻ってブロックMモールを覗く.まずは地下から.小さなキオスクが狭い通路に沿ってひしめき合っている.と,端のほうの少し開けたところで本を並べている店がいくつかあって,インドネシア語-英語の辞書が置いてある.例によって違法コピーなのであろうが,ビニールフィルムで包んであって,中を見ることができない.それぞれの店を行き来し,2回くらい店前で辞書を手に取ったあとで値段交渉.英語が通じないし,こっちはインドネシア語サッパリであるが,12,000に対して6,000から始めて,8,000RPで落札,800円弱.ちょっと気前良すぎたみたい.4,000あたりから始めて5~6,000を目指せばよかったか?
P1000127.JPG  P1000128.JPG
で,帰ってきて中を恐る恐る開くと,一応印刷しあるし(というかフォトコピー),目的の辞書にはなっていて,出鱈目白紙ではなかったので,一安心.しかし画質が酷い,かすれて読みにくいところがそこかしこにある.中を見せろと言って,中を確認してもっと値切ればよかった.まあ,使えないことは無いので許してやるつもり.
df733638.jpeg  438482d1.jpeg

拍手[0回]

■4/5 Mon.
 ほぼ定刻でジャカルタ国際空港到着.イミグレの看板がないのでArrival on VISAのカウンターを覗くが,ここは違うことがわかり,そのままBaggage Claimへ,するとイミグレがあった.ちょっと時間ロス.少々列で待たされたが,問題なく入国,メンバーの出迎えを受ける.
IMG_0381.jpg
シンガポールまでがこの機体

 パーキングまで行くと,車のそばに二人ほどたむろしていて,こっちに着いてきて荷物を持とうとするが,振り払って車の荷台へ行く,も,荷物を強引に横取りされて荷台に載せられる.でお決まりにチップを求められる.だいたい,パーキングの中に縄張りがあって,自分の縄張りでは断固として荷物載せを手伝ってお金を求める連中であろう.“金を取るなら最初から運べ!“と言いたいところ.
P1000033.JPG P1000032.JPG
 20時を過ぎているのだが,空港からの道は随分混んでいた.が1時間かからずに宿についた.Puri Sakura Dewi,チェックインの手続きもなく,すぐにキーをもらって部屋に.部屋番号の前にPHがついている.ペントハウスかな?,,,と思ったとおりであった.広いリビング様の部屋の右手に階段があって,その上のスペースにベッドとクローゼットがある.結構な広さだし,机と小さな応接セットもあり,見た目はいい感じ.ただしベッドのあるところまではエアコンの冷気が届かず,ちと暑い”(> <)”.
 で夕食.ご飯,味噌汁,イカフライ,緑野菜のおひたし,漬物など,日本で食べるのとほとんど(素材は多少違うが)変わりない.あまりに変わりないので,ちょっと呆気にとられた.これにビールがジョッキ規模のグラスに2杯付く.
 
■4/6 Tue.
 朝食.ジュース,ご飯,納豆(きちんと溶いてあって,刻み葱まで入っており,醤油たれ風の味も軽くついている),おひたし,ハムエッグ,漬物,フルーツなど.健康的である.
 昼食.ホテル・ニッコー・ジャカルタの和風レストラン・おりがみ.各自昼の定食を試す.我はうどん・サラダ定食.うどんと野菜サラダをドレッシングで和えたものをメインに,厚切りチャーシューを載せた小どんぶり(甘いチャーシューだれ,刻み海苔トッピング),味噌汁,漬物,フルーツで8500RPプラスサービス料.他は,天丼と小うどんの定食,豚焼肉定食,皆同額.驚いたことに,ポーク料理がメニューにたくさん並んでいる.嫌われないのだろうか???
 夕食.ご飯,チキンカレー!(チキン,ジャガイモ!,人参,キノコ,ほうれん草系緑野菜),味噌汁(緑野菜,豆腐),野菜の酢の物(なんと黒ゴマまでトッピング),漬物,フルーツ.
 と,ここまで,あまりに日本の食と変わりが無くて,かなり現地モノが欲しくなってきている.食はわがままである.
P1000090.JPG
4/7の夕食・・・あらら,ちとボケた!

拍手[0回]

人間魚雷乗りだった川端さん.

終戦後,復員して関西の大学を出たあと,報道キャメラマンとなって熱帯地をまわったそうだが,ついにPNGはウェワクに住まいを得,ニューウェワクホテルを始めた.当地で奥さんと出会い,娘さんももうけた.当地でもしばしば撮影の依頼があるそうで,結構ハードな仕事をされているらしい.

kawabata.JPG  川端さんと,ホテルの食堂にて

ウェワク岬は小高い丘になっていて,その先端近くにニューウェワクホテルは建っている.ホテルの北裏は急斜面になって,足下には家が少しあってそのすぐ先は海である.客室は2階建の建物2棟に別れて,結構たくさんある.木造でもうずいぶんくたびれているがご愛嬌.エアコンがへたっている部屋があるけど,これもご愛嬌. あっ!そうだ,食堂に“水木しげる”の書いた大きな絵がある.川端さんのために書かれたものである.貴重だし,立派なものなので,たまにポート・モレスビーに貸し出されることもある.
hotel.JPG hotel2.JPG
客室棟          母屋と客室棟の間

拍手[1回]

昨夜,何気なくTVを見ていたら,世界の市場をめぐるドキュメンタリーで,パプア・ニュー・ギニアの水上部落の放送があった.わわわ,とーさんはここに行ってきたのだ,でもう少しでまた行くのだ!,と家人に宣言しながら見入ってしまった.これはちがう,えーい,きれいごとばかり写しやがって,,,と文句ばかり言うものだから,最後は一人でぶつぶつ言いながら見る羽目になった.だって違うんだもん.

やってたのは,首都ポート・モレスビーにあるコキ(うろ覚え)のあたりの水上部落.昨年以来PNGを2回訪問しているけど,ポート・モレスビーではホテルから出してもらえなかった.出たいとも思わなかった.カージャック頻発地点だの,ロコも襲われるだので,お上からあそこは行っちゃだめ,ホテルの外を歩いちゃだめ,と指示を受けての緊張生活だった.で,仲間内でたまに口にしたのが“魔都,魔界”.ま,某田舎サイトでは結構勝手にやってたけど.

fishing_alone.JPG
北の漁師はこんな風,大変なんだぁ

PB010889_islander.JPG漁師の子だくさん.舟で某島に寄ったときの様子
生活は大変だけど,顔は明るかった.
よかった.






 映像に映すと綺麗なんだけど,実際はずいぶん汚くて,一般的な日本人ならオエッてなったり,とても足を踏み入れたくないなと思うようなところもある....綺麗に写っていた,日本の援助でできたマーケットだってそうである.ポート・モレスビーのマーケットを視察したときは,現地スタッフがついて,日本人は全員じゃなくて3人くらいだけで中に入ったんだい.レポーターの若いレディーのような娘が入っていったら,その後の安全は絶望的だろう.ま,TV取材だと,何でも歓迎されてしまう風潮もあるんで,仕事ですって様子で中に入ってくるのとは違う風に受け止められていたのだろうけど.それに,コキは他よりのんびりしていたような気が,,, .

 で,自分は何が言いたいんだろう.とにかく,PNGのことも書きたいと思っていたところでの放送だったので,まずは導入で何か書こうとしたら,こうなってしまった.TVじゃきれいで良いところに見えても,鵜呑みにしないでクリってとこかな.
さてさてこのあとは,川端さんのことやら,魚のことやら,書いていきましょ.忘れないうちに,記録しておかなくては.

拍手[0回]

イギリス南西部コーンウォール地方の港町をいくつか訪問してきた.ロンドンのパディントン駅からFast Great Western鉄道の特急に乗って5時間程度.南側の海岸沿いに港町が点在する.訪れたのはLand Endのちょっと手前のNewlyn&Penzance,そこから3時間くらいロンドン方面にもどったPaighton&Brixham

30-08-08_1402.jpg     Brixham.JPG
パディントン駅のパディントン    Brixhamの綺麗な街並み

港のうしろは,どの街も古い石造りの建物が連なって独特の雰囲気がある.カミさんが“アーサー王と円卓の騎士かぁ,いいなぁ×連発”だったが,こっちはさっぱり素養がなくて???.とにかく港町なんだから,イギリスとはいえ,そこそこうまいSeafoodを,と思っていた.その前に訪問したアイルランドが今ひとつで,ここは一発盛り返そうとの魂胆.

 

◆Monk fish

坊さんfishってつまり”アンコウ”のこと.なんだけど,エゲレス人は船上で肉のある尻尾の部分のみ切り取って,あとは海にポイ!でこの肉は,白身肉として揚げたりソテーしたりシチューにしたりして食べる.パブとシーフードレストランが一緒になってるDolphinってとこで,モンクとコッドの入ったシチュー風煮込み料理を食べたけど,素材の良さを完全に消し去る見事な料理.まずくは無いけど,もうちょっと勉強してほしいなー.

 ここでは,カニを潰して裏漉ししたスープ(ビスクって言ったっけ)を食べた.こっちはまずまず.だけど,港であんなにカニが揚がってるのに街ではさっぱり売ってないし,レストランでもカニを出してないし,もしかしたら出来合いか,冷凍か,缶詰でも使っていたのだろうか,,,と疑心暗鬼.

monk.JPG   ankimo.JPG

アンコウの尻尾          フランス人ならアン肝だって少しは食べる

拍手[0回]

2週間のアイルランド,イギリス,フランス,ベルギーを廻る出張から帰ったところ.海外に行くたびに何がしかの発見や驚きを期待するのだが,そんな目で周りを見ていると,かならずひとつやふたつは話のネタに出会う.今回もいろいろあったけど,初めはパリから.ブルターニュ方面からブラッセルに移動する途中,パリNord駅のすぐ向かいのカフェで軽食をとったときのこと.風邪気味だったAさんに,Bさんが日本語メニューを見ながら,『ここに“風邪は飲む”って書いてあるよ,ビール飲まなきゃ』とおっしゃる.見ると確かに”風邪は飲む“.もとはどうなの?と思って英語メニューを見ると,”Cold Drinks”,,,爆.いやー,フランス人はやるな~なんて話しているとCさんが“生ぬるいリンゴのタルト!”を発見.以下,次々と楽しいメニューが,,,

  • オムレツを完了しなさい
  • トーストそしてパン切れ
  • 生ぬるいアップルパイ
  • どん欲なパンケーキ
  • 砂糖とちりめん状にしなさい
  • 揚げられていたポテト
  • 焼かれた臀部ステーキ

ここまでくると,このメニュー,ずっとこのままでいてほしい.日本人の定番カフェになるかも.

 

拍手[0回]

Template by Crow's nest 忍者ブログ [PR]