AudioとFishingと旅,つれづれ
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最近出た管球王国の特集で,CDプレーヤーとラインアンプの間にライントランスを入れて,音の聴き比べをやった記事がある。我が家でも,WEの111CやUTCのトランスを入れているのだが,あまり変化が感じられなくて,“まぁ,こんなもんか”程度に思っていた。しかし記事では,なんと1:1,600オーム:600オームのところをつなぎ換えて,1:2などにして使うと,結構変化があると書いてある。その手があったか,と,早速111Cをつなぎ換えてみた。ところで,本来1:1の111C,1次側をパラにするとインピーダンスは1/4の150オームになる。一方2次側は,ラインアンプの受けのVRがたしか100kΩだったはずなので,結果,相変わらずのハイインピーダンス受けである。これならDACの出力側もつらくないはず。そういえば111Cを600オーム受けで使うと,周波数レンジがかなり狭くなると聞く。その点でも,まぁ良いだろうと判断。
でやってみた結果,厳密に切り替え試聴したわけではないが,なんというか中高域でメリハリというか陰影というか,が増したように感じる。モノラルのサキソフォン・コロッサスを聞くと,中高域部分の音像が,何か前後に深くなったようにも感じる。つまり,今回のイタズラは“成功“というわけである。UTCのトランスもつなぎ換えて,比べてみようと考えている。
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