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変わった国の訪問記も.
今日のofficeはがっくり気のめいることばかりであった.仕事の帰り,気持ちを少しでも晴らそうと,家の近所にある中古レコード店“楽音舎”に寄って来た.今日はお金が少ししか無いので,買うとしても特価品だけのつもり.店主との会話にほっとしながら手にしたのが2枚.Oscar Petersonの“The Trio“,日本グラモフォンMV-1032,ジャケットペラペラ,500円.97年発売のCDを持っているが,アナログを聞いてみたくなったので.
もうひとつは”Preservation Hall Jazz Band, New Orleans, vol.11“.95年に初めてアメリカ本土を踏んだ時のこと(出張で),訪問地はニューオリンズ,ボストン,ニューヨーク.ニューオリンズでは毎夜フレンチクォーターに繰り出して,ライブ・バーなどを渡り歩いた.かねてから開高 健の釣りエッセイを愛読していて,そこで読んだPreservation Hallを思い出して,行ってみた.何の因果かホール最前列で,座布団もといクッションを尻の下に敷いて,かぶりつきで観て来た,おっと聴いてきた.ほんとに”Saints 5$“だったかな?,の張り紙もあった.いやー,楽しかった,というか,Jazzと一緒になんか生き様を見てきた,って感じ.390円.そういえば,ジャズを聞き出したのはそのあとから,あのジーサン達もきっかけだったかもしれない.
さてさて,ザ・トリオのほうは盤質評価Bのタグ.でも,つい最近購入したツェッペリンのサード@盤質B,500円,はいい音で大感動だったのであまり心配していなかった.でレコードとCDを同時にかけて,適当に切り替えながら聴き比べしてみた.レコードは,明らかにバランスが高域よりなのだがガツンもあって,ドン,シャリ,って感じ.ライブのホール感も生々しい.歪っぽくもあるが,これに比べるとCDがあまりに大人しくて,物足りない.今日はそんな気分なのだろう.多少チリチリノイズがあるが,しゃーないでしょ,500円なんだから.
プリザベーション・ジーサン・バンドもおいしい.Vol.Ⅲってのをずいぶん前に近所の中古CD店で購入して保有している.今,ジャケットをよく見てみると,“For Concert Sale”のシールが貼ってある.おぉ,だれか現地で購入したものなのであろうか,よくもまあ札幌まで来たもんだ...こいつはあまり気に入っていないのだが,よくよく縁があったのかもしれない.こいつも大事にしよう.ふとLPとCDのジャケット写真を見比べてると,おぉ,このジーサンはここに・・・なんて歴史の旅に出たみたいな気持ちになった.でレコードの中身は・・・,やっぱりこのジーサン達にはアナログが似合う.こんなレコードを擦り切れるまで聴く人は少ないだろうと思われ,盤質は良い.ガンボが食べたくなった~.
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