SV722のケースの制振など

SV722，ケースの制振など：

ごちゃごちゃになったジャンク箱を整理していたら，いつ買ったか分からない鉛テープが出てきた．何かに貼ってみようと思ったらしい．

SV722のケースは，天板も底版もスチール１枚板を折り曲げただけのもの，で，こいつに貼ってやることにした．特に天板は何も部品が取り付かないので，手でさするとかなり響く，というか共振している音がする．そこで天板には写真のように貼ってみた．この程度でも結構ダンプされた．余ったテープは，底版の電源トランス周りに貼り付けた．Rコアなんで，振動レベルは低いとは思うけど．ま，どちらも気休めかもしれないが，なんとはなく安心感がでてきたゾ．ちなみに，電源基盤の下の底版と，信号基盤の乗っているサブシャーシの裏には銅シートを貼ってある．
あとは，真空管のシールドケースを何とかした方が良いだろう．

　

  せっかく蓋をあけたので，フラット・アンプ部のローブーストを最大に変更した．これで+2.5db　at 25Hzとのこと．常用SPが変形後面開放で低域レベルが低めなので，丁度よいのではとの考え．ひとつ下の+1.8dbポジションでも改善効果を感じたが，まだ物足りないため，しばらくこれで使ってみようと思う．

   忘れていたが，製作時にあちこちひっくり返していたら，微妙に底版シャーシが歪んでしまい，最後に天板をとめるときに，ネジ穴がすこしずれてしまった．で，あちこち少し押したりして着脱している．また，天板に鉛シートを貼った際にも天板に少し歪みが出て，天板後面側の中央部で，後面パネルとの間に隙間が出た．こいつは一度外して修正曲げをかましてやった．後面パネルへの固定ネジが両端の２箇所のみしかなく，中央にも欲しいところだ．そのうち，タップ切ってやろうかな．