AudioとFishingと旅,つれづれ
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変わった国の訪問記も.
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P&Cの171Cタイプのf特を測ってみた.すると案外にナローなので,ついでに手持ちのpp用OPTも測ってみたら,,,悩みが拡大してしまった.171Cタイプは-3dbポイントが50Hz~16kHz,UTCのC-2081という軍用OPTでは20Hz~12kHz,同じくUTCの古~い2L6っていうやつは25Hz~6kHz,山水のSW15-8(中学生のときに購入して6GA4ppに使っていた)が最も広帯域で10Hz(-1db)~40kHz(-3db),となった.
今回は,発信器出力の両側に4kΩの抵抗を入れてOPTの1次につなぎ,センターは2次の0Ωに接続,8Ω負荷,発信器出力は10Vで計測したもの.UTCの2つについては,以前に8kΩ抵抗を発信器直列に入れてOPTの1次につなぎ,計測していた(1次のセンターは浮かせていたはず).これと比べると今回の計測結果は,高域レベルが随分下がっている.こっちの方が正確と思うが,ここから先は実装して,データを取るのと実聴しないとわからなくなってしまった.各OPTについて思っていることを整理しておく.f特図も.
上左;171Cタイプ,上右;UTC old,下左;SW15-8,下右;UTC軍用.
file.fullrange.blog.shinobi.jp/TRANSFORMER.pdf
f特図はここ↑
1:UTC old
f特図はここ↑
1:UTC old
前回f特データは,ナローだけどバランスが取れていて,同じUTCの軍用OPTと同程度のレンジがあって,上も下もより素直に減衰しているところが気に入っていた.格好では判断できないものだ.しかし今回計測ではちょっ高域がプアすぎて心配.でかい.
2:UTC軍用,C-2081
軍用ダークグリーンの角型ケース入り,質実剛健,いい面構えのOPT.UTC oldよりも少しレンジが広い.今回の計測での高域でも,ぎりぎりて満足できる.低域のレンジは171Cよりも広い.
3:171C
最初はこれ一本のつもりだったが,f特ではもうひとつの印象.ただし,パーツ単独のデータだけで音がわかるわけはなく,実装して他のものと比較することに.レンジはナローだけど,グラフを見ているうちになんだか味わいが,,,.UTC軍用と比較試聴するのが楽しみ.これを使ったアンプの試聴レポートを捜してみよう.
4:山水SW15-8
6BQ5か45のppあたりに使おうか,などと考えていたもの.急遽参戦となった.35年位昔に購入したものであるが,絶縁もOK,UTCと同じ年齢になっても負けない質がありそう.で,データはさすがに優秀,200kHz以上の暴れは仕方なし.これも有力候補になってきた.
以前,自分や子供達の聴力レンジがどの位か試したことがある.SPの実際の再生能力が20kHzまであるか不明であるが,子供達は3人中一人は20kHzを出したときも反応,他の2人も16kまでは楽に感応していた.こっちは14kあたりが限界,その上は何も感じなかった.なので,f特の再生上限はその倍の30kHzを目安にしている.ソースのレンジを考えてもこのあたりまでで良いだろうと思っている.人は40kHzくらいまでの範囲で波形認知が可能との論もあるようだが,ソースが追いつかなければなんとも...ただし,楽音をfftで解析して正弦波の集合で評価することが全てとは思っていない.過渡特性にf特や位相特性が効くだろうから,広いに越したことは無いのであろう.
しかし,WE製品の再生レビューや電気特性のレポートなどを読むと,ナローなf特なのに大賛辞が贈られている例がたくさん出てくる.逆の意味で,f特も重要なのかも(ワイドレンジ性ではなく,違った評価基準がありそうと言う意味で).当然どんなSPを使うかによっても随分違うだろうけど.そんなことを考えると,UTCのold OPTをはじめ,ナローレンジのOPT君らがどんな再生をしてくれるのか,看過できなくなった.
そこでまずは比較用アンプをモノラルで製作,OPTは載せずに都度都度つなぎ代えてお気に入りを探し,決定仕様でもう片方を追加する計画.なのでPTも各ch別とした.いま,シャーシの穴あけ図を作成中.部品配置はWE131Aをベースに,OPT位置にPTを,リレーなどのあるあたりにOPTを載せる予定.内部配線は131Aを踏襲するが,トランスへの配線は変更になる.
インプットトランスの比較試聴も,これと一緒にやってしまおうか,と考えている.なにせOPTの個性がかなり強そうなので,これと組み合わせて仕上がりの音を決めないとだめだろう.こんなに周到に音決めをするのは初めてである.
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