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変わった国の訪問記も.
一昨日の日曜は,ST70を改造した5881WXTのULppを三結ppに変更し,片chはB+とプレートの結線をシャーシの外に引き出した.さらに無帰還として,OPTを外付けできるように改造した.本当はWE133A式の多極管のppで試せば良いのだろうけど,P-K帰還で内部抵抗が下がって三結に近づくはず,という目論見で,OPTの聴き比べをやろうという魂胆.
ざっと電気特性をあたってみると,オリジナルのOPTでは50~20kHz強まで概ねフラット.一方P&Cの170Cでは70~8kHz程度で,10kHzを少し超えるとかなり減衰している.最大出力は,正弦波の頭に鈍りが出るのが4~5W.どうも,6EJ7(初段)-12B4A(PK分割)のドライブ段の方が先に力尽きている.プレートに400Vかけているのに,これではつまらないので,出力管をEL34に変更.これで出力は8Wくらいに増大した.(いずれドライブ段は改造しようと心を決めた.)
などなどいじっているうちに,盛大なハムが出ているのに気がつく.ためしにSPをつないだが,音を聴くには,これではNGというレベル.ブロックコンデンサが振動しているので(たぶんPTの振動に共振しているのだが),ためしに交換してみたが,変わらず.確かに今回の改造前にも,NFBを9dbもかけているのにハム音が聞こえていた.盛大にループができているのだろうか,連休はアース処理を大幅変更しようかと考えている.そこまでやるなら,前段から作り直しの方が合理的かもしれないが,早くOPTの聴き比べをやりたくて,,,,
せっかくここまでやったので,ハムには目をつぶって170Cとオリジナルのプレ聴き比べをやってみた.かなりナローな170Cがどう聴こえるか興味津々.ソニーロリンズのサキソフォン・コロッサス,エラ&ルイで試聴した結果では,170Cでは全体的に歪っぽさが感じられるのと,トランペットがラッパになってしまい,現時点では残念!になりそう.もうしばらくエージングすれば変わる可能性はあるが.やはり20kHzくらいまではレンジがないとだめかも.
と,ここまで1日中アンプいじりをやった結果,EL34の三結ppの音がなかなかいい感じなので,本格的に聴けるようにしたくなってきた.ウィリアムソンか,ムラード型か,,,どうしよう.
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