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AudioとFishingと旅,つれづれ
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  先月釧路に行く機会があった。例によって夜は、怪しいか、美味しいか、どっちかを求めてそぞろ歩いた。あの“炉端“も、店の外見のレトロさ、店内の黒光りする天井、黙々と魚を焼くお婆さんてのはかなりのものだが、怪しいまでは・・・。
 と結構洒落た店構えの目新しい料理店を発見、遠巻きに様子を伺うも、窓がないので店内の様子は皆目見当がつかない。ほかに面白そうな店が見つからなかったので。えいっと店内に入る。右手の小上がりに女性のグループがいるので、危険な店では無いようだ。カウンターに通されると、その向こうにすごいのがいた。ここの店主の雰囲気、結構深い。ん~、すごくおっかない漁師の親爺ってところ。メニューがないのでお任せのみだろうと推測、これは当たり。2.5k円くらいから4k円くらいの値幅になっていて、料理の品数が変わるそうだ。もし失敗だったら別の店で寿司でもと思い、品数が一番少ないコースを所望。初めは刺身、まずますのものが入っていて悪くない。で次の皿が驚き、とろとろに甘く煮込まれた蕪の上にウニのソースがかけられている一品。蕪の上にウニの黄色、チンゲン采?の緑が回りに配された洋風な色合いで見た目鮮やか。このウニソースが濃厚・ミルキーでたまらない。この親爺がこれをつくるのっ???、驚きっ!ソースも全部舐めるように食べました。で最後は中華風、キンキを揚げたものにカニ身の入った餡がかかったもの(2010.2.15修正)。これまたびっくりだったのが、結構キックのあるピリ辛味だったこと。ボリュームもたっぷりだった。

IMG_0306.jpg IMG_0304.jpg IMG_0305.jpg

人はみかけによらないものだ。この恐ろしい親爺殿がこれほどに繊細(2番目)・器用(3番目)な料理を作るとは。
“愛想悪くてごめんね“と愛想悪そうに声をかけてくれたのだが、もう一度食べに来たい店である。親爺の顔ももう一度見てみたい、味がある。今度はもっとたくさんの方のコースで。。。

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