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AudioとFishingと旅,つれづれ
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 モノラル構成で1台だけ作っていた6A3ppの片割れが昨夜完成した。はじめは1号機と同じにするつもりだったのだが、改良・改造して音がどう変わる?、というのを、基準機と比較できることに気が付いて、少し変更した構成になっている。変更点は、
  • 初段を差動回路にした。12AU7のカソードを共通にして、低電流ダイオード2.7mA容量をパラにして入れてある。これでバイアスは5vちょっとになるので、マイナス電源はなし。インプットトランスは普通の使い方で入れている。
  • 初段を差動にしたので、今後、OPT2次側からオーバーオールのNFBを軽くかけてみるつもり。インプットトランスがあるおかげで、プリアンプとは分断されているので、安定にかけられる。
  • カップリング・コンデンサにブラックキャットのでかいやつを使った。
  • B+の平滑コンデンサにJJ製の40+20+20uf を使った。アムトランスなどで売っているやつ。
  • スタンバイ・スイッチに連動したランプをつけた。
と、このくらい。
で早速失敗ザンゲ。電源SWにはランプ入りのシーソーSWを使ったのだが、そのランプ電源に6.3vを整流してあてたところまでは、前作と変わらない。しかし前作SWはプッシュボタンSWで中にランプが入っているタイプ。今度のはLEDだったらしい。通電して1分くらいでランプが瞬きだした。おわっ!とSWを切る。しかし、この間モニターしていた各部の電圧には異常はない。意を決して再投入、一瞬ランプがついた後消灯、で気がつく。LEDだった?。残念。
 一方、スタンバイ状態表示用のランプは、配線前に3.0vで点灯したら80mAも電流が流れたので、これで合わせようと考え、30Ωの抵抗をシリーズに入れてある。これもちょっと怪しいか? 要修正である。
IMG_0316.jpg IMG_0317.jpg  ←制作中のシャーシ

 さて、ざっと各部電圧を確認し、ハムバランス調整。ノイズは0.8mVだった(しばらく使ってから再調整する)。で音出し。1号機の時は初めはいま一つだったのだが、数時間の運転で良くなった。今度は、、、最初から好い。1号機よりイイ感じ。差動回路はOKの様だ。これで6A3ppがステレオになった。内部配線にはまだ問題があるのだが、それに音出ししたくて大急ぎで作っているのであるが、2台目ともなるとかなりこなれてきた。
 おかげで、昨夜から機嫌上々なのである。先週注文したビートルズのBoxセット、Mono Boxを頼んだつもりでデジタル・リマスタリング・ステレオ・Boxを注文してたのも(ついてから判明)、こいつで聴けるんだから、とへこみかけてたのが再浮上と相成った。

6A3_1.JPG6A3_2.JPG

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