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AudioとFishingと旅,つれづれ
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5fb344bc.jpeg 松風町の仲通りにその店はある.入り口は道路側と横丁側の2つ,どちらも昔ながらの引き戸.入っても昔の食堂そのまま,椅子もテーブルもチープなパイプ式でトータルコーディネートされている.店の奥に横長の厨房があり,そのすぐ真向かいがカウンター席.カウンターと厨房の堺はほとんど無いに近く,調理の様子が丸見えである.中では,汪さんとおぼしき店主と奥さんが鍋を忙しく振っている.お嫁さんと娘さんらしき女性が店内を忙しく動き回る.窓も何か中華風.昔,函館には中華系の人がたくさんいて,立派な中華会館もあり(今もあるし,それ風
の中華料理店もそばにある),そんな時代そのままの匂いがそこはかとなく・・・312694b7.jpegんとも店内の空間に味がある.
 初めて入ったのは去年.お気に入りだった雄鶏亭(あれっ雌鶏亭だったっけ)がついに店じまいしてしまい,それに代わる趣のある食堂がないかとその界隈を歩きまわっているときに見つけた.この古めかしい,昭和彷彿の店構え,只者ではない気配にコロッとまいった.中に入ってまた納得の風情.
ラーメンがまたシンプル.今日はモヤシ・ラーメン.透明なスープの中にちじれ無し真直ぐの細い麺,その上に甘みのある餡と絡めたモヤ

0dfd82a0.jpegシ,ほんの少しばかりの刻みねぎ,以上.味もシンプル,あっさりのスープにごま油が香ばしく,すする麺もうまい.定番は,焼きそば,五目焼きそば,餡かけ焼き飯あたりか.
 で結構はやっている.函館にはなかなか洒落がわかる人,舌の肥えた人が多いものだと,よく感じる.なんて思っていたら,観光客も結構入っている.もしかして有名店なのかもしれない.

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