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AudioとFishingと旅,つれづれ
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 オリジナルのアナログプレーヤー製作は最終段階になってきた.ショップからの連絡で,あとはアクリルカバーが残るのみとのこと.ターンテーブルやそのベースが赤く塗装されたのは,過日のBlogのとおり.ベースはコテコテに鉛板でデッドニングされている.そのほか細工は,駆動機構は1度分解の後に再組み立て,スピンドルシャフトのベアリングも更新,など.回転もチェック済とのこと.
で,日曜日にはオヤイデに注文していたPhonoケーブルキットが到着した.外装をターンテーブルにあわせて赤いチューブに変更,あとは標準のキットのままである.なのだが,Webで紹介されている製作例の材料が皆揃っていると思いきや,RCAプラグ側に使われている外装チューブと,5P-Phonoプラグ側の端末処理に使われている3mmφの収縮チューブ(赤と白)が含まれていなかった.注文時によく確かめておけばよかったのだけど・・・.また買い足すのも面倒なので,手持ちの材料で間に合わせて,1時間程度の作業で完成した.

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週末には,アクリルケースとアクリルのターンテーブルシートもできてくるとのこと,連休前に完成する運びとなった.さて,どんな音が出てくるか・・・.こうなると,ラックも新調したくなってきた.アナログプレーヤーに合わせて,濃いワインレッドなんかどうだろう,,,などと思案している.構想中のWE336Appの仕上げも赤で行こうか.

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 これまで使っていたのはMICRO-DD8.ダイナミックバランスタイプのアームが気に入っていた.ターンテーブルに大きな不満は無かったのであるが,将来はDDではなく,いかにもキカイっぽいターンテーブルを使っていきたいと考えていた.よく遊びに行く札幌のノースサウンド・プロでよく目にしていた某ターンテーブルが,どうにも気になってきた.モーターからベルトドライブで駆動するアイドラーでターンテーブルを駆動する機構をもつそのターンテーブルは,60年代の最後に発売された年代もの.しかし,モーターといい,進相コンデンサや一連の機構といい,なんともしっかりしたつくりで,トーレンスやガラードなんて騒がなくても,いいものはあるのだ,という気になってきた.で,注文しちまったわけだ.

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しっかりオーバーホールして,万全の状態を再現していると自慢顔のK親爺にのせられつつ,実は前から気になっていたのを見透かされていたか・・・
しかしそこは,ただでは済まさない.かなり尖がったのが欲しいと思っていたので,『””” 赤 !!! ”””がほしいっ!』と言ってみると,丁度別のお客さんも赤っ!って人がいて,それじゃあやろう!!と相成り,赤いPLシステムを発注することに.

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”赤” は,なんでもバンテージというタバコのパッケージデザインで,当時担当した電通が,日本の3原色と定めてパッケージに使った色のうちのひとつから紅(だったかな),に決定してもらった.赤といっても
,韓紅・・・よりは赤蘇芳って感じ.なお,ほかの2色は山吹と藍だそう.
あちこちチューンして自信と自慢の一品になるはずなのである.今日は
塗装の具合を見るのと,ターンテーブルシートをどうするか相談したいとのことで,店に行って来た.でシートは透明アクリルでいくことに.おぉ,楽しみじゃ.

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高品質の食材を高い技術と感性で調理して,おぉ!と感嘆しながら至福の経験を高いお金を使って過ごすのも食道楽の楽しみである.しかし,そこまでの食材でなくても気をつけて選んだものを,気持ちをこめて調理した品で,ホッと体の中から楽しめることだってある.幹線道路から外れて,地下鉄駅からも離れて,しかも札幌市内なのだが玉葱畑が広がり,刑務所がある界隈に,ポツンと,“和食ロック”の看板が出ている.どっちも大好きだが,この二つが一緒になるとは何者か?,自転車で走り回っているときに見つけた.

いかなるキワモノ?,と,ついに暖簾を(...暖簾なかったはずだけど)くぐってみたのが去年の夏.カウンターだけの小さな店内,黒いレザーのベレーをかぶった店主が一人,見かけはロックである.ロックは,小さなラジカセから流れる.メニューは,原則その日の仕入れで決まるようである.前もって予約すれば,いろいろできるようだ.入った時間が早かったので,仕込みと並行での仕事になったが,はじめはピリ辛の手羽先の煮込み料理.純正の和ではないが,結構美味いぞ.素材は普通のものだけど,一生懸命作ってある感,なにか和む小皿だ.

聞けば店主はBostonのバークレー音楽院で勉強し,Bostonで活動していたが,色々あって帰国,札幌に戻ってきたのだそうだ.Boston時代に和食店でバイトしながら料理の技術も身につけたとのこと.いくつかつまみながら,そんな経歴が料理にもにじみでているなと感じた.正規,正統の和食修行ではないが,当人の人となりがしっかり料理に出ているのに感心した.こんな料理は,気持ちが緩んでほっとするのだ.しかし,まだ開業間もないこともあり,昼間は警備員のバイトだそうだ.体を壊さないで,店の方をもっとじっくりやれるようになって欲しいものだ.

うちの近所にあれば,常連になってしまいそうだが,いかんせん場所が悪いよ.こっちに店移したらどうだい?,学生も一杯いるからきっと繁盛するよ.

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札幌の地下鉄北18条駅から北100m位のところに“とらや”があった.学生街の一角であるが,ここは大人の世界.しっかりした和食がリーズナブルな値段で味わえる,貴重なお店であった.カウンターでは,店主Mさんが手元を客の目の前に晒して仕事する.フロアでは,スタッフSさんのホスピタリティーというか,客あしらいがとても心地よい.付きだしのオカラ,蕗のとうの味噌も定番で,いつもはオーガニックビールで開始する.野菜の料理が巧みで,揚げ漬しも定番.夜の定食もやっていて,よく女性が食べに来ていた.春は店主やスタッフSさんらが取ってきた山菜が並び,それを目当てに通った.こんな店が自宅のすぐそばにあるとは,なんとも楽しいものであった.
が,,,,数年前に和食店の銀座,円山地区に移ってしまった.その後もたまに通っているのだが,ちょくちょく顔を出せる環境ではないのが残念である.円山地区でも,18条時代のコンセプトは変わらず,さらに完成度が高くなったと感じている.料金もリーズナブルだし.
 
で,なんとか近所でおいしいものが食べられるところはないかと捜していて,北24条の繁華街を西に過ぎた住宅街の一角に,“清花和”を見つけた.この名前,ただの居酒屋ではなさそうである.さっそく飛び込むと,30代前半と思われる若い店主がきりっと,和食の料理人が着るあの白い服と帽子で迎えてくれた.メニューを見て,“うっ!,やるっ!”.玄界灘や長崎,豊後水道などから魚を仕入れて出している.野菜と柔らかな雰囲気の“とらや“とは違い,魚介できりっと勝負って感じでやっていた.
聞けば,東京で修行していたときの兄弟子が長崎の清花和を継ぐために帰郷したところで,ふたたび修行し,その後北海道に戻って店を開いたとのことだったと記憶している.そのころは,なかなか界隈の人には受け入れられないようで,苦戦しているとのことであった.とにかく,こっちにとっては,せっかく見つけた店なんで,なとか近所で頑張って欲しかったのだけど,“清花和”も通い始めてほどなく,円山地区方面に進出することを聞く.(当然,とらやの成功は耳に入っていたことと思う)
24条時代は,個々の料理はキリッとしているのだが,統一感というか,全体のまとまりには,まだ工夫が欲しいと感じていた.値段も,品が良いのはわかるのであるが,“とらや”で一通り食べて帰るのに比べると,高くつく.で,新たな移転先は南3西23あたり,移転してもう4年くらいになるだろうか.料理は,以前に比べて統一感が出てきて,完成度が上がったと思う.でも以前の尖ったところもあり,こじんまりまとまったのではない.最近は御節もやるようになり,2年続けて頼んでいる.それまでは“とらや”に頼んでいたのであるが,来年はどうしよう・・・
どちらも,まだこれからも伸びていくお店だと思うので,楽しみにしている.

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少し前に雑誌でBeymaというメーカーのコアキシャルユニットの試聴記を見た.そのときは特に気にしていなかったが,2~3日前に何の気なしに読み返していて,“あれっ,これウチのユニット(アクシスという)とそっくりだぁ.ははぁ,ここのメーカーにつくらせてたのかぁ,とまあ,誕生地が判明した.期を同じくして,ザ・キット屋で,タンノイの代わりになるユニットの販売を計画しているというのも見たが,ああ,あれも同じところの産らしい.
ウチの12インチユニットは従兄弟ってところであるが,ウーハーもコンプレッションドライバーもネオジウム・マグネット使い,フレームもチと違うというあたりに,地方のガレージメーカー(ノースサウンド・プロという)の気概がにじむ.ネットワークはオリジナルである.
タンノイを所有したことも,じっくり聴き込んだこともないので,この音がタンノイ系なのかどうかは分からないが,今のところ,結構気に入っている.まだ十分使いこなしていないという所もあり,エンクロージャーを少しずついじったりして試行錯誤中である.(それがン年続いているけど.)
昨年末からは,後面開放をやめて,アルテック614みたいなバスレフにしている.これにはちょっとした経緯がある.まずは,後面開放の状態でバッフルを代えて,Jensen A12+RP-103 の2wayにしてみようと思ったのが始まり.どちらもここ数年使っていなかったので,たまには陽の目を・・・と思ったのである.で,バッフルの製作・加工を発注したのだが,手違いでツィーター穴の大きさと位置が間違ってできてしまったので,“ただであげるから,自分でなんとかしてくれ”,ということになった.

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アナログ・レコードの再生では,ターンテーブル/マット/レコード/カートリッジの針/ダンパー/カートリッジ・ボディ/トーンアームという具合に,上下に多くの機構が重なっている.音溝から振動をとりだすプロセスでは,これらの機構の剛性や振動・減衰特性が影響することは明らか.でもカートリッジやトーンアームに比べると,ターンテーブルの重量・剛性・慣性は桁違い.なので,ターンテーブルで音が変わるって話には消極的である(否定はしないけど).再生音には,カートリッジとトーンアームの組み合わせが最も影響が大きいと考えている.で,何もしないとレコードはターンテーブルに載っているだけなので,自重と針が鉛直上方から作用しているわけである.

以前からここのところが気になっていて,せめてレコードまではしっかり押さえつけておいたほうが良い筈と思っていた.しかもレコードにはたまにソリがあるし.そんなわけで,先週つい,レコード・スタビライザーを買ってしまった.“レコードがマスターテープの音になる!?”なんてキャッチを真に受けるようなカルトではないのだが,制振性の高いマグネシウム製で,重さもそれほどでないってところが気に入ったため.それに年度末で仕事とストレスがたまっていたため.

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 それにしてもな~,“レコードがマスターテープの音になる!?”なんてレビューをするライターってどんな人なんだろう?針がトレースする際に発生するレコードの微振動ってのは,反作用・共振だの,いわば相互作用のために発生するだろうけど,音溝から離れた中心部においたスタビライザーが吸収するってのには,,,ウソはないけどどこまで再生音に効果があるのか疑問である.レコード自体の材質特性を調べたわけではないけど,その微振動がせん断波として伝導するとして,あの材質のせん断波速度ってそんなに大きくないのと,内部損失が結構大きくて,かなり急激に減衰するような気がする.

 で使った結果はというと,少しは違いが出るような気がする.ただし再生音からなにか付帯していたハーモニクスが削がれて,つまらなくなる方向に.どうも再生系全体のバランスで効果の按配も変わるようである.ターンテーブルマット,トーンアーム,カートリッジシェルあたりの相性で,もう少し改善できるかも,,,っていうのが現時点での感想である.

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最近,休日にはアナログレコードを聴くことが多い.そんなときよくやるのが,アーティスト名かアルバムタイトルのアルファベット順に片面だけかけていく,アルファベットがけ.昨日は次のような塩梅.

Arthur GarfunkelAngel ClareJJ Caleがギターやってたんだぁ.天使の歌声ってやつですな.

Beach BoysSurfin’ Safari:“B”はいろいろあるのだが,中でもFavoriteThe Bandはあんまりたくさん聴きすぎて,最近はかえってかける機会が少ない.昔は聴いていなかったBeach Boys.モノラル盤が面白くなってきて,そのころの時代のアーティストってあたりから手元に増え始めた.

Crosby, Stills, Nash, and YoungDéjà vu:なんというか,爽やか系から始まった流れでこれ.しかしニールヤングだけは汚いね.

DoorsWaiting for the Sun:学生時代,Morrison Hotelだけ持っていて随分聴いた.あれは結構popで聴きやすい.ここらでchoiceに毒が入りだした.

Elton JohnCaptain Fantastic and Brown Dirt Cowboy:中学生時代にラジオを通して聴いていただけなのだが,余裕ができたこの年になって少し手に入れたもの.最近入手したLPはこのパターンが多い.ただこいつは盤質がイマイチでチリチリがひどかった.2曲で次へ.

“F”は少なくて, Fred Neil が目に入ったけど,気が乗らなくてやめ.

で,Greatful Dead,:もごもごサウンドはLynyrdのトリプルリードにも共通するような,などと妙な考えが浮かぶ.聴くたびになんとも深い,,,と思う.巷では大麻事件が後を絶たないが,当時のこの連中はラリラリでやっていたのだろうか.そのおかげでこんなサウンドができたとも思えないのだが.(ちなみに私はドラッグには断固反対である.タバコも)

HI:なかった.R&BBluesSoulJazzまで入れるとあると思うんだけど,今日はRock系なのだ.

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 定番ロシア民謡のひとつに“バイカル湖のほとり“ってのがある.地球の淡水の20%を占め,最深部は1600mを超える.また,ここから流れ出す川はアンガラ川の1本だけ.地図で調べると,レナ河の水源もバイカル湖のすぐそばなのだが,分水嶺を隔てていて兄弟でも親戚でないといのは,ほぉ~,おどろきなのだ.湖岸の多くは崖で,湖底はものすごい急傾斜のため,一度落ちたものはどこまでも転がり落ちていくと言う.
そんなわけで,バイカル湖には固有種や特有の生き物,つまりは固有種がたくさんいるとのこと.なんたってアザラシまでいるのだ.でもここの主はなんといってもエビというかアミ君.(ヨコエビの類).大きさもいろいろあるが,だいたい数cmくらいのやつが多いみたい.湖底に沈んだ動物は皆こいつが掃除してくれる.なにせたくさんいるので,じゃ,干物か,素揚げにして食材にしたら?と思っていたら,ありました!?!.イルクーツク市内のスーパーで発見.でもちょっと食欲わかず,パス.なんというか,見た目がつらい,足が多すぎか?笑.
 こんなバイカル湖は現地でもNo.1の観光地. アンガラ川への出口(釣師の間ではアウトレットと呼ぶ)を過ぎて湖岸まで来ると,道端にあるドライブインや駐車場に,たくさん露店が出て,なにやら 30cmくらいの魚を焼いたりスモークしたりしながら売っている.湖岸の沿った観光エリアにある観光品マーケットでも一の売り物がこの魚.お名前をオーム リという.マーケットでは,スモークおよびグリルしたもの,生も,を買うことができる.界隈のレストランでも必ずこいつがメニューにある・・・はず.塩漬 け(生),スモーク,グリル,ムニエル,などなど一遍の調理のほか,スープにもなって出てくる.オームリ自体はロシアの極東一体で見られるが,なんでもバ イカルのオームリが一番なんだそうだ.

※画像は後ほど









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