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AudioとFishingと旅,つれづれ
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北海道の東の端あたりに厚岸町という漁業の町がある。厚岸といえば、地撒きで育った大きな牡蠣、街には牡蠣そば、牡蠣最中、などなど牡蠣をあしらったものが並ぶ。が、今回は牡蠣抜き、そば、である。なんでも明治の頃に函館ではじめた屋台のそば屋、これが厚岸にて開店し、現在の玉川本店に至っているとのこと。このあたりについては、店にいくと簡単な由来・歴史の書かれたものがあったと記憶する。ここで食すのは、鳥皮のかしわそば。固くて、歯ごたえ十分、噛み締めていると肉もとい皮の滋味が染み出す。厚岸の昼食はこれなのだ。
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店の前の恰幅のいい男性は同行したA氏(写真ごめん、顔は知人でないとわからないはず)

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 左右SPのセンターに力強く音像が力強く定位する、ステレオ間の対極と思いきや、なにもない空間からズコーーンと一直線に音が届いてくるのは、究極のようにも感じる。モノラルの快感。ステレオ再生の定位に問題あるのはわかっているのだが、うちの部屋ではモノラル再生はうまくいく。これも定位感、快感だぁ。  なので、近所のレコード店では定期的にモノレコードあさりをしている。ちょっと前は、シェリーマンを2枚購入。今の手持ちはディラン、ビーチボーイズ、WHO、JazzはMJQ、シェリーマンなど50年代半ば~以前のもの、Jazzボーカルものなど。 カートリッジはDL102、不満はないのだが、雑誌をみていると、違うのも使ってみようかなんて思っている。 そういえば、大昔、ステレオってのは右と左からそれぞれ高音と低音が別々に出てくるものだと思っていた時期がある、赤面・・・。うちには再生装置なんてなかったから知らなかった。一方今のうちの子供たちは、アナログ再生中にプレーヤの前をドカドカ歩く。“お前達な、レコードプレーヤの周りはそっと歩くものなんだ“、なんて言っても”???”、奴らは父さんの技術世代をいくつも超えたデジタル世代かぁ、と嘆息。せめて、シックスティーズ、セブンティーズの曲を聴かせて刷り込んでやろうと、日々情報戦を挑んでいる。そっちの方はかなり成果が出ていて、特に、1日中歌を口ずさんでいる真ん中の子のレパートリーには、かなり父さんの再生リストが採用されている。良い子だぁ。
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ショップでParmecoのコアキシャルユニットを聴いた時に,BBCがこれとセットでモニターに使っていたアンプがLeakTL12ってことを聞いた.そのときなぜか頭に浮かんだのが,管球王国に出ていた,ベル製2A3ppアンプの記事.GB/US違いだが,モニターアンプってんで、とにかく頭に浮かんだのだ.なんでもWE教御本山のベテランエンジニア氏によると,2A3ppでは決定版の回路だなんて書いていた.でつい作ってみたくなった.モノならあまり手をかけずにできるし,部品は大体あるし,丁度336A用のシャーシ加工の練習にもなるし,ってんで6月末から作業を始めた.

もとの回路は低μ3極管の1段増幅のあと,インターステージトランスで位相反転,低μ3極管(56だったか)のppドライバーを経て2A3をドライブする.上下の2A3のプレートから其々ドライバーのカソードにNFBがかけられている.これがキモなのだろう.2A3の入力容量が効いて,低μ三極管ドライブだと高域が落ちそうなのだが,このキモのおかげやあれやこれや,うまくいっているのではと愚考.きちんと調べればよいのだが,それは後回し.

 OPTは,さきに聴き比べに使った山水のSW-15-8.中学生のときに購入し,高校生になって6GA4ppに使っていたやつ.このOPT、大きさ的に丁度で、聴き比べ時のEL34(T)ppのときは薄味だったが、大昔の6GA4ppでは充実だった記憶。

インターステージの手持ちがないので,UTCH-3をインプットとし,シングルになっている2次巻線は抵抗でセンターを出して位相反転させる.初段は12AU7のプッシュ.グリッド側センターはアースから抵抗で浮かし,コンデンサで12AU7カソードにつなぐ(Westernつなぎってやつだぁ).カソード抵抗は上下共通でバランスをとる.ドライバ段は6SN7にした.もと回路どおり出力段のプレートからカソードにNFBB+はダイオード整流,5Hのチョークと20μ×4のブロックケミコン.おっと出力管は手持ちの6A3を使用(2A3は持っていないので・・・).フィラメントからのハムが心配だが,NFBかけるし,配線で下手を打たなければ実用レベルにはできるはず(へっぽこなので,ここが結構苦労するのだが).シャーシはWE336Aプロジェクト用に準備していたアルミチャンネルとアルミ板を切った貼ったして作ることに.今後のプロジェクトの練習も兼ねる.300×150×50のサイズ,大きさに結構制約があって練習になる.

 6月末に10日間の連続出張があったため,本格的な工作は7月に入ってからとなった.先週の連休初めに完成, 早速鳴らしてみると,始めはなんともさびしい音で,へこんでしまった.しかし我慢して鳴らしていると,2日目には結構いい感じになってきた.2A3ってのは情感たっぷり,ファットな音質をイメージしていたのだが,このアンプの音質はどっちかというとスッキリさわやか系,ミネラルの含まれた清水って感じ.こんなのも悪くないと,結構気に入り始めた.と,そんなところでショップに持ち込んだ.はたしてParmecoはどう鳴るか?

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まだ先月の大阪歩き話の続き,大阪から東京界隈に移動して旅はまだ続く.東京初日,ひさしぶりに新橋の“たかの“でお腹に寿司を仕込む.早めの入店だったが先客が3人,人が絶えないようで安心安心.いつものとおり,肴にはしっかりした仕事がされていて,箸がどんどん進む.あんまり食べると,肝心の寿司まで届かないので,ほどほどに.少し前にススキノの温味で食べた塩ウニの話をすると,さっそく試作してくれた.塩ウニといっても,あのネバネバこってりのではなく,ほとんど生・刺身状態なのだが,わずかに塩で絞めてあるのだ.ほかにも仕事してあるのかもしれないが,ウニの味が強く引き立つ.ま,使うウニの種類・状態にも適否があるはずだが.

で,今日もたくさんいただいて,お腹は満足,ゆーるりとホテルに向かった.

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 大阪に来て4泊するのに,街を歩いたのが難波をちょっとだけってのは残念なので,最終日の夕方に時間をつくって,梅田界隈に行ってみた.19時からバンケットがあるので,それまでの往復3時間限定のつもりで繰り出す.なんでもお初天神がこのあたりでは見ておくべきスポットらしいので,まずはそれを探す.“お初天神通り”なんてのが見つかって,どうやらこの界隈だと歩き回るが,まじめに位置を調べてないので,結構歩き回ったのに怪しいホテルや風俗店ばかりで,???.しようがなく,もときた方向に向かってところで発見.
ななんと,狭い小路の両側に飲食店がひしめき合う,商店街もとい繁華街の真っ只中に同化した,コンクリート打放し造の“お初天神ビル”があった.その根元になにやら入り口というか,門と言うか,がある.おぉ,見事ってのが第一印象.境内の中に入ると,これはきちんとした神社なのだが,脇には狭い裏口のような入り口があって,1間に満たないほどの狭い小路が続き,両側にはコテコテの飲み屋がひしめき合っている.
ここで時間は夕方5時を過ぎたところ.体はすっかり汗まみれ,喉カラカラ,ビール警報発令中の状態である.6時には帰途に就かないと間に合わない,急げ,どこか非難地を見つけなければ,,,と,件の狭い小路に入り,あちこち歩いてみた.すでに開いている店が結構あり,迷う.とことんディープな店もいいのだが,今回はちょっと日和って, “肴どころ“という角の小奇麗な店の暖簾をくぐった.ってのも窓から店内が少し覗けて,店内は結構明るく,怖いおっさんではなく,怪しい夜の蝶風でもなく,健康そうなきれいな女性23人(結局3人だった)が立ち働いており,キッカイ性極小だが,安全性はかなり高いと見たから.
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日曜から大阪に来ている.日曜は着いたばかりで,全く土地感がないのでホテルで鮨を食べたが,今日は夕方から街に出てみた.昨夜はまあまあいい物を,ただししこたまお金を払って食べたので,今日は財布を気にしながら,しかし大阪らしいものを食べようと思った.よく分からないが,とにかく耳にしたことがあるところに行ってみようと,訪れたのは難波.うろついていたら戎橋筋,千日前道具屋筋,黒門市場,道頓堀,宗右衛門町など歩いてしまった.でなにやら雰囲気のある狭い小路があったので入ってみたら,法善寺横町だった.ほぉ.で目についた店が“鯛めしを売りにしているらしい銀家という店.

まだ明るい時間だが,汗だく,5時になったのを見てすぐ,突入してみた.迎えてくれた店長,店に入ったとたんにパチンと還ってくる第1印象に,おっ,いい!って感じ.店長はまだ包丁を研いでいるところだったのだが,あたたかく迎えてくれた.お通しは,なんでも和歌山であがる“ヒイカ”って言ったかな,が醤油だれに和えて出てきた.生でもいいし,かるく炙ってと,火鉢も一緒に出てきた.生でも良かったが,半生焼きがおいしい.せいぜい15cmくらいの小さなイカだそうだ.と,つまんでいるうちに,生アナゴをかるく醤油だれに和えたものが出てきた.入ってすぐにお造りを頼んだのだが,出来るまでのつなぎに出してくれたようだ.身の側から焼き,返して皮の側を焼くと,くりっと丸まる,これを口に入れると,,,,参った,うまし.もう一回,うまし.油がのって,味もしっかり濃くて,いやー,うまし.このあたりから,店長がとても打ち解けてくれて,いや,こっちが参ったか,楽しい魚談義が盛り上がった.とびこみの客だし,店の人とすぐにこんなに打ち解けて話せるのは珍しい.

お造りは,マグロ,鯛,太刀魚,ボタンエビ,ウニ(利尻のバフン),皮付きホウボウなど.エビHeadはあとで焼いてくれて完食.おっとハモも店長裁量で出てきて,好.つなぎに野菜の炊き合わせを試したが,良し.焼き物を相談して,えびす鯛に.最近はなかなか入らなくなって困っているらしいが,今日はラッキー.このお店,和歌山の地魚を主体にそろえているそうだ.で,仕上げは土鍋で炊き上げたたっぷりの鯛めし,半分食べて,残りはおにぎりにしてもらって,お持ち帰り.うまし.

今日は良かった.スタッフも含めて,ホスピタリティ良し,料理良し,値段は御値打ち,昨日の1/3だけど,大満足の晩御飯だった.また行くよ~.
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過日,ノースサウンドで珍しいスピーカーユニットの音を聴いた.“ちょっと面白いのがあるけど,来ないか?”との誘いに乗って行ってみてびっくり.Parmeco LS1というそうな.“いゃー,勉強になりました.いいものを聴かせて頂きました” ってのが感想.

件のユニットは1950年代の製造らしい15インチクラスの2wayコアキシャル型,中央にアルテック604みたいなマルチセルラ風のホーンがあり,ウーハーのコーンは概ねストレート.エッジはフィックストでビスコロイドがたっぷり塗ってある.後ろには巨大なアルニコ・マグネット,これはウーハー用.その後ろにツィーター用のこれまた大きなアルニコ・マグネットが堂々と載っている.ユニットの脇には,これまた大きなネットワーク.角形の大きなオイル・コンデンサがたくさん,大型の空芯コイル2ケ,小さなコイルも1ケなどなど,見るからに力の入ったネットワークが威容を誇っている.

しかし何よりびっくりしたのが音である.店ではユニット単体で鳴らしているのだが,低域から高域まで見事にバランスしていて,ベースもしっかり,高域だって不満なく出ている.中域がまた琥珀のような充実感があり,甘露甘露って感じ.お客さんからのあずかりものだそうで,これをつかったシステムを造るそうな.あまりに低音が出るので,そっとコーン紙に触れると,コーンがずい分振動している.振動系は軽量だけど,コンプライアンスは大きく作られていて,コーンがよく動くようである.ほぉ?と思い,裏の様子を覗くと,ダンパーは蝶型で,しかもかなりほっそりしている.このあたりにも秘密があるらしい.たいてい,ビスコロイドって経年変化で硬くなると思うのだが,さすれば50年を経て調度頃合い硬化し,第二の黄金期を迎えたのであろうか? 若かりし頃は,これまた今とは全く違う音を出していたのであろうか?

こんなタイプのビンテージ・スピーカーは初めてである.どんなシステムになるのか,どんなアンプがマッチするのであろうか.実家に帰るまでに,オーナーには申し訳ないが,興味津々,セッティングが始まったらちゃっかり試聴のご相伴にあずかろうと思っている.

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付け出しは胡瓜の1本漬け,そのまま(笑).メニューの品数は多くないが,札幌は北大の近所(北18条界隈)では出色の出来の焼き鳥である.

 

鳥精肉:ジューシーで食感はしっかりプリンとしている.手抜きなしって感じ.3本で350円だったかな.

 

ネック:首の周りの肉をきれいに骨から外してある.肉質・食感がプリッとしていてジューシー,好物である.一皿400円だったかな.

いつもすいているが,わかる人にはわかるはず,がんばれば花開くと見る.我,応援団也.

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